こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマー)
この記事では
- AWS SysOps(SOA-C02)に最短で合格できる勉強方法を知りたい
- AWS SysOps(SOA-C02)の概要や試験内容について知りたい
- AWS SysOps(SOA-C02)のオススメな問題集が知りたい
上記について、12日でAWS認定SysOpsアドミニストレーターの試験に合格した僕が解説していきます。

AWS初心者でインフラ未経験の時の僕でもSOAに合格できたので、もちろん未経験の方でも大丈夫ですよ!
目安は表を参考にして下さい
資格名 | 難易度 | 勉強期間 |
---|---|---|
AWS ソリューションアーキテクト(SAA) | 3ヶ月 | |
AWS デベロッパー(DVA) | 3ヶ月 | |
AWS SysOps アドミニストレーター(SOA) | 3ヶ月 | |
AWS クラウドプラクティショナー(CLF) | 1.5ヶ月 |
この記事では、上記の目安よりも早く合格できる方法=資格の勉強時間を減らせる方法を分かりやすく解説していきます。
どうせなら早く合格して、資格の勉強時間ではなく他の時間に使いたいですよね!
AWS ソリューションアーキテクト(SAA)を受講しようと考えている方は先にSAAの資格を取得することをオススメします!
- SAAに合格できればSysOpsに合格する知識もつきSysOpsが簡単に感じるようなるので効率が良い=勉強時間が減らせる
- 逆はない。初心者の方がSysOpsに合格できてもSAAが簡単だとはならない。
AWS資格の種類や、取得するおすすめの順番を先に知りたい方は「 AWS認定資格の一覧や難易度、取得メリットを現役SEが徹底解説 」の記事をご覧ください。


AWS認定SysOps Administrator(シスオプス アドミニストレーター)アソシエイト(SOA‐C02)とは?

AWS認定SysOpsアドミニストレーターの略称がSOAです。
SysOpsはアソシエイト資格の1つであり、上記写真のように『1年間のAWSクラウドを使用した経験』と記載がありますね。
ただ未経験の方でもこのあと紹介する勉強方法を実践していけば合格できます。
AWS SysOpsの資格は合格率を公表していない【合格ラインはあります】
AWSは資格の合格率を公表していません。
ただ合格点は1000点満点中、720点取れれば合格できます。
合格基準は、基礎レベルの試験では 700 点、アソシエイトレベルの試験では 720 点、プロフェッショナルレベルとスペシャリティの試験では 750 点となっています。
AWS公式サイト
合格したかどうかは試験を終了したその時にすぐに分かっていたのですが、下記に変わりました。
(以前は試験後のパソコン画面に合格か不合格か表示されていた)
詳細な試験結果は、受験完了から 5 営業日以内に、AWS 認定アカウントの [Exam History (試験履歴)] から確認できるようになります。ベータ試験の場合は、ベータ試験終了後、通常 90 日 (13 週) 以内に結果を確認できます。AWS Certification アカウントで試験結果を確認できるようになると、通知がメールで届きます
AWS公式サイト
AWS SysOps(SOA)の試験ラボについて
SysOps試験内容は選択問題と試験ラボがありましたが、2023年3月28日より一時的に試験ラボが含まれなくなりましたと公式より発表されています。
そのため試験内容は65問の選択問題のみとなり、試験時間は180分から130分へと変更されました。
選択問題のみの試験へと変わりましたので、以前よりも合格の難易度が下がったと思います。
2023年8月時点での情報ですので、詳細は下の公式サイトからご確認ください。
2023 年 3 月 28 日以降、AWS Certified SysOps Administrator – Associate 試験には、追って通知があるまで試験ラボが含まれなくなります。試験ラボが含まれなくなるというこの状況は、受験者に最適なエクスペリエンスを提供するために当社が試験ラボを評価および改善する間に生じる一時的なものです。この変更により、試験は 65 問の択一問題と多肢選択間題で構成され、試験時間は 130 分となる予定です。
AWS公式サイト
AWS SysOps(SOA-C02)の試験範囲と受験料について
ではSysOpsの試験範囲と受験料について簡単に説明していきます。
試験ラボは含まれなくなりましたが、合格するために公式の試験ガイドと公式の試験問題サンプルは必ず見ておきましょう。
- SysOps試験ガイド
- 試験問題サンプル(試験ラボの問題例がありますが出題されません)スト
この後に勉強方法を解説しますが、AWS公式の模擬試験も試験の雰囲気を掴むためにも受講しましょう。
無料で受講できます。
模擬試験の受講方法などは後半でお伝えしますね。
AWS認定SysOpsアドミニストレーターの試験で問われること
•AWS Well-Architected Framework に基づいた AWS ワークロードをサポートおよび保守する
• AWS マネジメントコンソールと AWS CLI を使用してオペレーションを実行する
• コンプライアンス要件を満たすセキュリティコントロールを実装する
• システムのモニタリング、ロギング、およびトラブルシューティングを行う
• ネットワークの概念 (例: DNS、TCP/IP、ファイアウォールなど) を適用する
• アーキテクチャの要件 (例: 高可用性、パフォーマンス、キャパシティーなど) を実装する
• ビジネス継続性と災害対策の手順を実行する
• インシデントを特定、分類、および修復する
AWS認定SysOps アドミニストレーターの試験ガイドから引用
問題形式 | 複数の選択肢と複数の答えがある問題(全て選択問題) |
試験時間 | 130 分間 |
受験料金 | 16,500 円(税込) |
問題数 | 65問 |
合格点数 | 1000点満点中、720点以上 |
- モニタリング、ロギング、および修復:20%
- 信頼性とビジネス継続性:16%
- デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション:18%
- セキュリティとコンプライアンス:16%
- ネットワークとコンテンツ配信:18%
- コストとパフォーマンスの最適化:12%
AWS SysOpsの難易度は?独学だと難しい?

AWS SysOpsは独学でも合格できます。
僕が受講した時はインフラ未経験でしたし、クラウドの実務経験もない状態で合格することができました。
ただ未経験の方にとって簡単な試験ではありません。
SAAは範囲が広く内容が浅い試験だとしたら、SysOpsは範囲がSAAより狭く、その分内容が深い試験だと思ってもらえればいいかと。
資格名 | 難易度 | 勉強期間 |
---|---|---|
AWS SOA | 3ヶ月 | |
CCNA | 3ヶ月 | |
LPIC Level1 | 3ヶ月 |
インフラ資格で有名なCCNAとLPICで比較した難易度については、上記を参考にしてみてください。
未経験でも合格できる勉強方法などは、しっかり解説していくのでご安心ください。
【結論】AWS SysOpsを最短で合格するコツ3選!
3つのポイント
- 動画講座を活用してインフラとAWSの基礎を学習する
- 記憶に定着させるために問題を解く(知識を吸収するスピードが大事)
- 継続が大事なので習慣化する(時間が必要)
早く合格するために必要なことは、記憶力を上げて勉強時間を作ることです。
記憶力✖️時間
シンプルにこれだけ!

勉強の流れは動画でAWSとインフラの基礎を学んで、問題集を解いていくことです。
AWS SOAのオススメの勉強方法!まずは基礎を『動画』で学ぼう
はじめにSOAの試験勉強で使う教材を記載しておきます。
活用する教材の詳細は、後ほど解説するのでご安心ください。
最短で合格するにはUdemyの動画で基礎を学び、web問題集に取り組むことです。
最短コース
具体的な勉強方法はこれから解説していきます。
Udemy の詳細は「 Udemyとは?何ができる?使い方や特徴を徹底解説 」の記事をご覧ください。


Udemyはセールが毎月のように行われて、1000円代で良質な教材を購入することができます。
セールを逃さないためにも登録(無料)だけはしておきましょう。(肌感ですが月に1度はセール日が来る)
セール時にはメールがくるのですぐに分かりますし、初めてUdemyを利用する方はすぐにセールが開始されますよ。
AWS認定SysOp(SOA-C02)試験 対策トレーニング


» 参考 : AWS認定SysOp(SOA-C02)試験 対策トレーニング
SOAの試験対策はこちらの動画講座がオススメです。
SOAの試験内容で扱われるAWSサービスを学べます。
Udemyは頻繁にセールしているのでセール時に購入しましょう。1000円代で購入できます。
- AWS SOAで出題されるAWSサービスについて学べる
- 動画がとても分かりやすい
- Udemyのセール時で1000円代で購入できる
- 内容が最新に更新される
資格に合格することだけが目的であれば動画を見るだけでも問題はありません。
しかし初心者の方は、AWSの理解が深まるので手を動かしながら学ぶのがオススメです。
- 時間をかけても大丈夫
- AWSの理解を深めたい
- 実務でAWSを活用する予定がある
上記に当てはまる方は動画を見ながら、手を動かすことをオススメします。
Udemyは他にも良質なAWS講座があるので、詳しく知りたい方は「 UdemyおすすめのAWS講座5選 」の記事をご覧ください。
ただSOAに合格するのだけが目的であれば、今回紹介した動画講座だけで問題ありません。


最短とかにこだわりがなく、書籍でもAWSを学びたいと考えている方は「 AWSオススメ本7選を現役SEが厳選して紹介 」の記事をご覧ください。


これまで紹介してきた教材でインプットを終えたら、次は問題集に取りかかりましょう。
AWS SOA試験対策のオススメ問題集について
AWS SOAの試験対策で、1番オススメなWeb問題集はCloudTechですね。
僕自身、CloudTechのゴールドプランを購入済みです。
CloudTechのゴールドプランはオンラインで、AWSスクールを受講するプランだと思ってもらえればイメージしやすいかと。
受講期間を気にせずに質問したり、AWSの動画講座とWeb問題集を受講できるので資格を複数取得する予定の方にオススメです。
CloudTech割引コード 適用後の料金
コース名 | 料金(税込) | 割引コード |
---|---|---|
永久ライセンス(ゴールドプラン) | 45,800円 | CloudCP-2307 |
基本会員(3ヶ月) | 8,660円 | CloudCP-2307 |
資格会員(3ヶ月) | 4,680円 | CloudCP-2307 |
CloudTechは3つのコースがあります。
長くなるので詳細は「 割引コードでお得!AWS CloudTechの評判と受講した感想 」の記事をご覧ください。


試験に合格する上で問題集はかなり大事ですね。
なのでAWS資格に最短で合格したいなら、Web問題集は必須です!
CloudTech | |
---|---|
解説 | |
問題数 | |
全資格対応 | |
受講期間 | 3ヶ月 |
価格(税込) | 4,680円 |
公式サイト |
表のCloudTechの料金は資格会員で、下記の割引コード適用後の料金です。
CloudCP-2307
では次にCloudTechを活用し、本番試験を受験するタイミングについて解説していきます。
①:CloudTechのSOA問題集に取り組む場合
問題を解くとすぐに解説が見れるので、解説もみましょう。
2回とも85%前後の正解率があれば、SOA試験に合格できる水準に到達しているはずです。
もし正解率が低い場合、問題集を3周するのが良いかと。
おそらく未経験の方では2週終えた後に、85%前後の正解率を出すのは難しいです。
AWSは変化が早く新しいサービスが出たりもするため、本の問題集は個人的にオススメできないのでここでは紹介しません。
本だとどうしても問題が古くなってしまいます。
もちろん単純にAWSを学びたいのであれば本でもOKです!
最短でAWS SOAに合格するには問題集を解くことが1番大事!
記憶に定着させるのに最も手っ取り早い方法は問題を解いていくこと。
なぜなら人は思い出そうとするときに記憶が定着するからです。
問題を解くときに「この答えなんだっけ?」ってなりますよね?
この感覚を何回も体験することが大事です。問題を解いていけば何回も体験することができます。



基本を学んだらすぐに問題集に取りかかりましょう!
インプットばかりは注意が必要。
インプットするときは自分でよほど意識しない限り、
「思い出す行動」をしていないこと=記憶が定着しません。
本を読んだり、動画を見たりインプットするのはとても大事なことです。
ただ試験に合格するのに時間がでどうしてもかかってしまうと感じている方は、インプットばかりしている可能性が高いですよ。
【重要!】知っているだけで合格率が上がるSOA試験の対策


SOA試験を受ける前に知っておくと合格率が上がる4つのポイントをお伝えします!
4つのポイント
- AWSは新しいサービスがリリースされるなど変化が早い
- 答えの丸暗記は効率的ではない
- AWSのサービスをどう組み合わせて活用するのか考えながら、問題集を解いて練習する(重要)
- Web3層構造について知る(重要)
一発で合格したい方は、上記のポイントをまとめて解説するので必ず抑えておいて下さい。
ではどうすればいいか?
問題文を見て自分ならどうAWSのサービスを組み合わせて活用するかを考えて、練習問題を解いていくことで合格率が上がります。
このやり方は実践的ですよね。
そこでAWSのサービスの組み合わせを考えるために、必要な知識がWeb3層構造です。
Web3層構造を理解していないと、そもそも問題文の意味が分からない可能性もあります。
完璧でなくても良いので、何度も復習して理解することをオススメします。
エンジニア未経験の方は特に必ず抑えておきましょう。


Web3層構造についてはこちらの記事が参考になります。→Web3層構造について
Web3層構造の知識はSOA対策に必須の項目です。



未経験の方には難しく感じるかもですが、1度で完璧に理解する全く必要ないので安心して下さい。
1度記事に目を通して、AWSの基礎を学んでいる最中や練習問題を解いていく中でWeb3層構造のことを忘れたらまたその都度調べましょう。
AWS SOA試験に必要な勉強時間はどのくらいか?未経験の場合は?
結論をお伝えすると人によります(というか当たり前ですよね笑)
それでも目安を知りたいという方もいるかもしれないので、
無理やり目安を作るのなら未経験の場合は100〜150時間前後ぐらいかなと。(150時間の場合、平均で1日2.5時間勉強すれば60日という計算になります。)
僕の場合は平均で1日4時間勉強していたので試験勉強にかけた時間は50時間ぐらいです。(この時期は毎日資格の勉強をしていました)
AWS SOA試験の申し込み方法!模擬試験についても解説
AWSが提供する模擬試験は無料で受講でき、試験内容の雰囲気をつかめるので1度は受講することをおすすめします!
模擬試験の申し込み方法は「 AWS認定資格 模擬試験の申込方法|無料で受講できる! 」の記事をご覧ください。


AWS認定資格試験の申込方法は「 5分で分る!AWS認定資格試験の申し込み方法を解説 」の記事をご覧ください。
AWS認定特典のもらい方についても記事で解説しています。


AWS試験に合格したことがあるならお得な特典がもらえます!
AWS認定試験の受講料が1回半額になる(かなり嬉しい!)
AWS SOAの有効期限と資格の更新をするには?


AWS認定資格は有効期限が3年です。
有効期限を更新するにはもう1度SOAの認定試験を受けるか、上位レベルの試験を受ける必要があります。
SOAでいえばAWS認定DevOpsエンジニア–プロフェッショナル試験(DOP)に合格すれば更新されますね。
【最短で合格したい方必見!】AWSの問題集をやる際に僕が活用した11のテクニックを紹介!
- 問題集の1週目は解答後に解説に目を通す→2週するので軽く目を通すぐらいでOK
- 問題集の2週目は問題文をさらっと読み、まずは選択肢(4択など)を見ずに、答えを頭に思い浮かべてから選択肢を見る。→思い出す行動なので記憶に定着しやすい
- 問題集の2週目で間違えた箇所は答えを見て解説は軽く見る→復習は大事
- 資格の勉強をする際は他に新しいことをやらない→選択と集中が効率的に学べる
- 自分ならAWSのサービスをどう組み合わせて使うか考えながら問題を解く→主体的に学ぶことで理解力が上がる
- 答えの解説を見たときになるほど!と思う回数を増やす→主体的に学ぶことで理解力が上がる
- 解説を全て理解しようとしない→実務未経験だから完璧に理解しようとするのは無理だと割り切るのが大事
- 想像することが大切→この問題に出ているのは、実際に現場では使わなさそうだなとか、使うにしてもこれはググればいいだけの知識だからサラッと覚えればいいやと割り切るのが大事
- 分からない単語が出てきたらググって調べる。ただ完璧に理解しようとしなくて大丈夫。→大事な部分は問題集で何回も出でるのでその時にまたググればOK
- 勉強する時間帯を決める(午前がオススメ)→習慣になるので勉強が楽になる
- 1日の最低限の目標を決める→1日1問でも1分でも大丈夫。ただ決めたことに対して毎日続けることが大事!
AWS SOAの資格勉強は地道にやっていくしかないというお話
勉強時間を減らせる方法などをお伝えしてきましたが、地道に勉強していく必要があります。
今日1時間だけ勉強して明日合格できたらすごく楽ですよね!笑
ただ今日頑張っただけで、誰でも明日すぐに結果が出るのであればそこに価値はありません。
誰でも1日1時間だけ勉強して明日すぐに取れる資格を評価してくれる人なんていないですよね笑



地道にやっていくことでしか結果を出せないもの。そんなことにこそ挑戦する価値があるんじゃないかと。
そして資格勉強など自発的に勉強している方は、エンジニアとして年収を上げていきやすいです。
僕のインフラエンジニアとしての年収推移は1年目414万円、2年目は662万円、3年目はほぼ間違いなく1000万円は超えます。
上記が達成できた理由は、未経験や経験浅い時期は派遣エンジニアとして働き、その後フリーランスエンジニアにシフトしたからです。
もちろん全ての人に派遣やフリーランスを勧めるわけではないですが、メリットやデメリットは知っておいた方が良いかと!
上記の記事に、知っておいた方がいいことは全て記載しているので参考にしてみてください。
プログラマーの方にも参考になる内容です。
【目的別】AWS SysOpsの勉強方法のまとめ
まとめ
- 最短で合格するには基礎を学んだらすぐに問題集に取りかかる
- 目的により勉強方法を変える。(時間をかけてもいい or 最短で合格したいなど)
最短で合格したい場合は、Udemy動画で基礎を学びwebの問題集に取り組む。
最短コース
この記事を読んで資格の勉強時間が減らせたり、合格する人が増えたら嬉しいです。



試験勉強は大変だ思いますが応援しています!
資格取得でAWS案件に関われる可能性も上がりますよ。
AWSエンジニアは単価が高く、リモート勤務も可能です。
僕自身クラウドの経験を積んでいるおかげで毎日リモートで、フリーランスエンジニアとして働けています。
AWSエンジニアに興味のある方は「 AWSエンジニアとは?リアルな年収や仕事内容・将来性を現役が解説 」の記事をご覧ください。


ではこれで解説を終わります。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!