こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマー)
2021年4月から派遣のAWS案件で働いています。
この記事では
- 未経験からAWSエンジニアの年収
- AWSエンジニアの仕事内容や将来性
- AWSエンジニアになる方法
実際にAWS業務に関わっているインフラエンジニアの僕が上記3点について解説していきます。
僕はインフラの実務経験が3ヶ月でAWS実務経験が0のときに、上記のAWS案件の内定がもらえました。
AWSの実務経験がなくインフラの経験も浅いにもかかわらず、個人的にかなり良い待遇だと感じています。
AWSはそれだけ需要のある仕事で単価が高い傾向にあるのは間違いないです。

僕がプログラマーを辞めてインフラエンジニアに転職した大きな理由の1つに、AWSに関わる仕事をメインにして年収を上げていきたいと考えていたからです。
ではまずはじめにAWSエンジニアについて解説していきます。


AWSとは?


AWSとはアマゾンが提供するクラウドサービスのこと。
AWSは世界でも日本の中でも、最も利用されているパブリッククラウドサービスです。
AWS=アマゾンのクラウドサービス
Azure=マイクロソフトのクラウドサービス
GCP=グーグルのクラウドサービス
パブリッククラウド=個人や企業でも利用できるクラウドサービスだと思ってもらえればOK
AWSエンジニアとは?


AWSエンジニアとはアマゾンが提供するクラウドサービスのAWSを利用して、
インフラ環境を設計・構築・運用していくエンジニアだと思ってもらえれば大丈夫です。
定義は人それぞれですが、インフラエンジニアの大枠の中の1つにAWSエンジニアがあると思ってもらえればいいかと。


AWSエンジニア(クラウド)、サーバエンジニア、ネットワークエンジニアそれぞれ独立していますが、インフラの仕事内容が被る部分もあります。
なのでAWSの経験がまったくなかったとしても、インフラエンジニアの経験があればAWSの仕事でも活躍することができます。
実際に僕と同じサーバチームにいる10年以上インフラ経験がある方が、AWSを2〜3年経験してすでに1人でAWSのインフラ環境を設計から構築をしています。



サーバやネットワークの仕事を経験していれば、その経験がクラウドやAWSの仕事にも活かせるということですね^^
AWSエンジニアの需要や将来性がある3つの理由
どうせ働くなら需要があって今後も伸びていく事業で働きたいですよね。
需要があると年収も上がりやすいですし、仕事が無くなる心配もありません。



僕は将来のことをかなり考えてAWSの仕事に関わることを決めていましたし、実現することができました^^
AWSエンジニアの需要や将来性は間違いなくありますよ。
将来性があるかどうか見極める方法は、事業や業界に資金(お金)が集まるかどうかで分かります。
今回の例で言えば、
- AWSのシェア(利用数)を伸ばすために会社が事業投資をしているか?
- AWSを利用する企業が増えていくかや、今後も利用されていくかどうか?
上の2つで判断することができます。
資金(お金)が集まっている事業や業界に身を置くだけで、平均より豊かになるのは簡単なことだと分かりました。(もっと早く気づきたかった笑)
ではAWSの将来性が間違いなくあるといえる3つの理由について解説していきます。
AWSエンジニアの需要や将来性がある3つの理由
- アマゾンで1番利益が出ている事業がAWS
- クラウドサービスを利用するのが当たり前の時代に
- AWSは世界でも日本でも1番利用されているクラウドサービス
①:アマゾンで1番利益が出ている事業がAWS
オンプレ(オンプレミス)=クラウドと真逆で物理的にインフラを構築・運用すること
EC=オンラインショッピング
リージョン=クラウドサービスを提供する地域と思ってもらえれば大丈夫です。
アマゾンは世界の時価総額の中でもTOP5に入る大企業。
誰でもアマゾンで買い物をしたことがあると思いますが、
実はアマゾンで1番利益が出ている事業はECではなく、AWSです。(売り上げが1番高いのはECです)
アマゾンのビジネスモデルが詳しく知りたい方は、本1冊読めばある程度理解できるかと。
僕は下の本を読みましたがかなり参考になりましたよ。
AWSが1番利益が出ている事業なのであれば、アマゾンがさらに利益を伸ばすためにその事業に投資をしていくのは普通のことですよね。
実際にAWSは毎年リージョンが増えていますし、それだけ会社が投資しているということです。
②:クラウドサービスを利用するのが当たり前の時代に


AWSの東京リージョンが利用できるようになったのは2011年なので歴史はかなり浅いですよね。
歴史が浅いということはまだまだこれからさらに利用する企業が増えたり、それにともなってAWSエンジニアの需要も高まっていくと僕は予想しています。
そして10年経過した今では日本でもオンプレの環境をAWS(クラウド)に移行したり、インフラ環境を構築する際に最初からAWSを利用する流れがあります。



僕が参加していたサーバチームでも実際にオンプレ環境をクラウドに全移行したり、別のクラウドサービスをAWSに移行したりもしていますよ^^
ネットワークであれサーバであれインフラを新規で構築するとなったら、クラウドを利用するかどうか検討するのが当たり前になっています。
オンプレにもクラウドにもメリットデメリットはありますし、どちらも利用するハイブリッドクラウドも実際にあります。
両方利用するこのパターンも多そう。
大規模なシステムの場合、今までオンプレだったものをすべて一気にクラウドに乗り換えたりはしないはずなので。
③:AWSは世界でも日本の中でも1番利用されているクラウドサービス


AWSは世界でも日本の中で最も利用されているパブリッククラウドサービス。
1番使われているクラウドサービスがAWSなのでAWSエンジニアの需要や将来性があるといえます。
- AWSのシェア(利用数)を伸ばすために会社が事業投資をしているか?
- AWSを利用する企業が増えていくかや、今後も利用されていくかどうか?
上の2つが分かれば将来性があるかどうか見極めるのは簡単だとお伝えしましたね!
将来性や需要があるかの判断は数字が全てではないですが、数字は大事ですし、ただ直感や予想も大事。
僕はインフラとAWSの実務経験を積んでいけば、毎年年収が大幅に上がっていくことに確信を持っているのでAWS案件で働けていて楽しいですし将来もとても楽しみです^^
【給料公開】未経験でAWSエンジニアの年収はどのくらい?平均年収は?
AWSエンジニアの平均年収を調べましたが、あまり正確なものが見つかりませんでした。
なのでAWSエンジニアと比較しやすいインフラエンジニアの平均年収をお伝えします。


AWSエンジニアはインフラエンジニアよりも平均年収が高いと感じています。
なぜならこの記事を書いている時点で僕はインフラ経験たった6ヶ月しかないですが、AWS案件に参加できたことによりすでに平均時給を超えています。
僕の契約書には時給2500円と記載があるので。
実際の勤務形態は下の表を参考にしてください。
雇用形態 | 給料(月給制) | 勤務時間帯(定時) | リモート |
---|---|---|---|
派遣(前回の案件) | 35万円 | 9時〜17時(7時間労働) | あり |
派遣(現在の案件) | 40万円 | 9時〜18時(8時間労働) | あり |
僕は派遣エンジニアとして働いているのですが、前回のAWS案件は月給制で35万円で、2021年11月からは月給40万円以上になりました。
夜勤は今のところ一切ありません。
インフラ2年目で年収500万以上になるのは嬉しいです!ちなみに1年目は年収414万円でした。
1年目について詳しく知りたい方は下記のツイートをご覧ください。



勤務日数が月に18日や20日の月でも35万円いただけるので、給料体制はほぼ正社員と同じと思ってもらえれば分かりやすいかと^^
契約では時給2500円となっているので、1時間残業すると残業代は1.25倍になるので3125円です。
僕は1日7時間が定時なので、1日に8時間働くと1時間の残業代がいただけます。
年収の幅は残業時間によって変わりますが、上のツイートのように最低でも420万円ですね!
その場合1日7時間勤務なので労働時間がかなり少なくなり個人的にかなり嬉しい笑
今の現場はチームのみんなが優しく経験も積め、リモートもあるので個人的に最高にホワイトな環境です!
AWSエンジニアの仕事内容を解説


AWSエンジニアの仕事内容はインフラ環境をクラウドで行うだけなのでオンプレと基本的には同じ仕事内容です。
ただAWSなどのクラウドサービスはマネージドサービスがあるの運用がかなり楽になります。
- AWS環境のサーバやネットワークの運用保守
- AWS環境のサーバやネットワークの構築(インフラの構築)
- AWS環境のサーバやネットワークの設計(インフラの設計)
- オンプレのインフラ環境をAWSへ移設(インフラの移設)
- インフラ環境のコード化(Infrastructure as Code)
- データベースや監視ツールなどのミドルウェアの仕事もある
僕が今まで経験していることは、コード化やAWSの運用保守や構築業務などですね。
未経験からAWSエンジニアになる方法!資格は必要?
未経験からAWSエンジニアを目指す方法を解説していきます。(経験がある方にも当てはまります)


最初の方でも解説しましたがAWSエンジニアはインフラエンジニアの中の1つの種類に当てはまります。
なので最初(未経験)からAWSエンジニアを目指してもいいし、インフラエンジニアに転職してインフラ経験を積んでからAWSの方に方向転換しても全く問題ありません。
なのでAWSエンジニアを目指す具体的な方法は下の記事がかなり参考になるかと!


未経験からAWSエンジニアに転職する3ステップ
- 上のインフラエンジニアになる方法の記事を読む
- AWSの資格を取得する(SAAだけでOK)
- 転職活動を始める
AWSエンジニアを目指すのであれば、AWSの資格を持っていたほうが転職に間違いなく有利になります。
AWS資格の詳細は下の記事をご覧ください。


僕はインフラ未経験のときにAWS資格を4つ取得しましたが、SAA1つだけ持っていれば問題ありません。
ただ未経験の場合はまずAWS入門資格のCLFに取り組むのがおすすめです。
転職活動は派遣と正社員両方で仕事を探しましょう。
全然知られていないですが、未経験からエンジニアを目指す場合でも経験者でも派遣エンジニアのメリットはかなりありますよ。
僕自身派遣で働けるメリットを大きく活用できています。



転職活動をする際は派遣でも必ず仕事を探したほうが良いですよ^^
派遣と正社員の求人で仕事を探し、内定がもらえたところを比較して選ぶだけなのでリスクゼロで選択肢がかなり広がります。
派遣の概要は『派遣エンジニアの概要や年収について』の記事をご覧ください。
【結論】AWSエンジニアは年収が高くなるし、柔軟に働けます。
AWSの案件はリモートワーク(在宅勤務)もあり、待遇も個人的にかなり満足しています。
そしてAWSの仕事ができてかなり嬉しいのは、インフラとクラウドの両方学べて経験も積めるということですね。
資格取得や転職を考える段階でなく、まずAWSについて学びたい方は下の記事を参考にしてみてください。
これでAWSエンジニアの解説は終わりです。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!