こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマーでした)
この記事では
- AWSに興味が湧いたが何から学べば良いか分からない
- AWS初心者でも分かりやすい入門書籍が知りたい
- AWSの実務や資格取得にも役立つ本が知りたい
- お得にAWSの書籍を読みたい
こういった悩みをAWS資格を4つ取得経験のある、現役エンジニアの僕が分かりやすく解説していきます。
AWS書籍を選ぶ際に抑えておきたい3つのポイント
- 簡単な入門書籍からスタートして、難しい本へと段階を上げていく
- AWSは新しいサービスがどんどん出てくるので、比較的新しい書籍を選ぶ
- ハンズオンで学ぶと理解が深まるので、本も良いがKindleもかなりオススメ!
上の3つのポイントを抑えた上でこの記事を読んでいくと、失敗を避けやすいかと!
AWSのアカウントを初めて作成する方は1年間の無料枠が手に入り、書籍を見ながら実際にサービスを利用して学んでいくことができます。
詳細は右のリンクから見れます→AWS無料アカウントについて
書籍名(略称) | オススメ度 | 初心者向け | 出版日 |
---|---|---|---|
【図解即戦力】AWSの教科書 | 2019/11/7 | ||
AWSの知識地図 | 2022/4/16 | ||
AWSパターン別構築・運用ガイド | 2018/3/23 | ||
【基礎】AWSネットワーク&サーバー構築 | 2020/2/6 | ||
AWSコンテナ設計・構築[本格]入門 | 2021/10/21 |
上記の書籍は初心者の方でも、読み進めていくことが可能です。
AWSやインフラ・クラウド周りを、さらに学んでいきたい方は『SREおすすめ本10選を現役SREエンジニアが解説』の記事をご覧ください。(大半の書籍が中級者以上向け)

SREって何?という方は『SREとは?インフラエンジニアの違いをわかりやすく現役が解説』の記事をご覧ください。
AWS周りの仕事に関わっていきたい方は、SREについて知っておいたほうが良いですよ。
やりがいのある仕事ですし、エンジニアの中でも年収が高い傾向があります。

ではこれからAWSおすすめ本について解説していきますね!

現役SEが厳選したAWSおすすめ本5選!初心者OK
これから紹介する5冊のAWS本はAWS初心者の方でも学ぶことができるのでご安心ください。
それでは1つ1つ解説していきます。
①:図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

こんな方にオススメ!
- 対象者:AWSを触ったことがない方や完全初心者の方
- 特徴①:全てカラーで図解が豊富にあり分かりやすい
- 特徴②:知識を得るのがメインでハンズオン向けではない
- メリット:AWSの基礎が学べて初心者にとって分かりやすい構成となっている
基礎知識はこの入門書1冊で十分学ぶことができます。
AWS完全初心者の方で、AWSの基礎や主要サービスの知識をインプットしたい方にオススメです。
反対に基礎知識がある方にとっては物足りない内容だと思うので、次回以降に紹介する書籍を参考にしてみてください。
- Amazon Web Servicesの基礎知識
- AWSを知るためのクラウド&ネットワークのしくみ
- AWSを使うためのツール
- サーバーサービス「Amazon EC2」
- ストレージサービス「Amazon S3」
- 仮想ネットワークサービス「Amazon VPC」
- データベースサービス「Amazon RDS」
- そのほかの知っておきたいAWSのサービス
②:AWSの知識地図 〜現場必修の基礎から構築・セキュリティまで

こんな方にオススメ!
- 対象者:AWS初心者の方(AWSを学んだことがない方でも大丈夫)
- 特徴①:2022年に出版された最新の書籍
- 特徴②:AWS初心者でも学べて、ハンズオン向けの書籍となっている
- 特徴③:AWSのプレミアティアコンサルティングパートナーの社員の方が執筆されている
- メリット:AWSの基本的なサービスをハンズオンで学ぶことができる
この書籍は、日本に数社しかないAWSのプレミアティアコンサルティングパートナーである、クラスメソッドの方が執筆されています。

AWSのサービスを実際に利用してハンズオンで学んでいきたい方にオススメできる1冊。
2022年に出版されたこともあり、この記事の中で1番新しい書籍です。
AWSをどこから学んでいけばいいか悩んでいる方に、おすすめできます。
- ITインフラとクラウドを押さえる
- AWSの思想・考え方を押さえる
- CLIによる構築の基本
- ネットワークを構築する
- サーバーを構築する
- データベースを構築する
- IAMの基本を押さえる
- AWSアカウントの保護
- セキュアな環境のためにやっておくべきこと
- 不正利用の警告通知があったらやるべきこと
- 安全なAWS利用を支えるサービス・ツール
- マネージドサービスを上手に活用する
- インフラストラクチャサービスを押さえる
- アプリケーション開発のサービスを押さえる
- データ分析と機械学習のサービス
- メディア配信のサービス
- エンタープライズにおける活用
- IoTのサービスを押さえる
③:Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 改訂第2版 (Informatics&IDEA)

こんな方にオススメ!
- 対象者:AWS初心者の方(AWSを学んだことがない方でも大丈夫)
- 特徴①:今回紹介する書籍の中で1番ボリュームがある(内容が充実している)
- 特徴②:AWSのプレミアティアコンサルティングパートナーの社員の方が執筆されている
- メリット:AWSの基本的なサービスをハンズオンで学ぶことができる
今回紹介する書籍の中でボリュームが最も多く、基礎も学べて、実際にハンズオンをしながらAWSのサービスを学んでいくことができます。
AWSの無料枠を超えたハンズオンもあるので、AWSのサービスを学習で利用する際は注意が必要。(その分内容が濃い)
AWSを全く知らない方でも、理解できる内容となっています。
こちらもプレミアティアコンサルティングパートナーのNRIの方が執筆された書籍です。
- EC2を利用した動的サイトの構築
- Elastic Beanstalkによる構築レスな動的サイト
- S3による静的サイトの構築
- CloudFrontによるコンテンツ配信システムの構築
- Auto Scalingを利用した自動拡張構成
- Lambdaを利用したバックエンド処理の実装
- CloudFormationによる自動構築
- SESによるメール送信サービスの構築
- Cogniteによる認証
- 開発環境の構築と継続的インテグレーション
- AWSにおけるセキュリティの考え方と強化方法
- AWSのアカウントを安全に設計運用する方法
- CloudWatchを利用した運用監視
- データのバックアップやアーカイブの方法
④:Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版

こんな方にオススメ!
- 対象者:AWS初心者の方(AWSを学んだことがない方でも大丈夫)
- 特徴①:AWS初心者でも学べて、ハンズオン向けの書籍となっている
- 特徴②:ハンズオンで分かりやすくサクッと学ぶのに適している書籍
- メリット:AWSの基本的なサービスをハンズオンで学べ、ネットワークについても学べる
AWSのサービスを実際に利用し、基礎をサクッと学んでみたい方に適している書籍です。
内容が分かりやすく、AWSを初めて利用する方にもオススメできます。
人気な書籍だからこそ改訂3版となっているわけですね。
- システム構築をインフラから始めるには
- ネットワークを構築する
- サーバーを構築する
- Webサーバーソフトをインストールする
- HTTPの動きを確認する
- プライベートサブネットを構築する
- NATを構築する
- DBを用いたブログシステムの構築
- TCP/IPによる通信の仕組みを理解する
- パケットキャプチャで通信をのぞいてみる
- ネットワークの管理・運用とトラブルシューティング
⑤:AWSコンテナ設計・構築[本格]入門

こんな方にオススメ!
- 対象者:AWSでコンテナ環境を構築したい方向け
- 特徴①:AWSでコンテナ構築が初心者向けの内容
- 特徴②:AWSのプレミアティアコンサルティングパートナーの社員の方が執筆されている
- メリット:AWSでコンテナ環境を構築する基礎が本格的に学べる
僕が今いる現場もEKSというAWSのサービスを利用してコンテナ(主にdocker)環境でインフラを構築しています。
AWSといえばEC2のイメージが大きいかもしれませんが、今後は今以上にコンテナ環境でインフラを構築していくことが増えていくはずです。
それだけコンテナの知識がこれから求められていくということですね。
- コンテナの概要
- コンテナ設計に必要なAWSの基礎知識
- コンテナを利用したAWSアーキテクチャ
- コンテナを構築する(基礎編)
- コンテナを構築する(実践編)
コンテナを学びたい方はDocekrを学ぶことをおすすめします。
Docker(コンテナ)について詳しく学びたい方は『Dockerおすすめ入門本3冊を現役SEが厳選』の記事や『UdemyでおすすめのDockerコース3選』をご覧ください。
【お得】AWS本がKindle Unlimitedで激安で見れる

アマゾンのKindleUnlimitedを利用すれば月額980円で200万冊以上の本が読み放題となる。
KindleUnlimitedはAWSだけでなくインフラに関する書籍も見つかります。

AWS本を購入する前に、KindleUnlimitedで興味のあるAWS本がないか探したり、Kindleで読むのが自分に合っているか試すのもオススメですよ^^
初めてKindleUnlimited利用する方はキャンペーンで1ヶ月無料だったり、3ヶ月99円で利用可能だったりします。
モニターなど複数画面がある方は、Kindleの方が学習しやすい方もいると思います。
片方は書籍を見ながら、もう片方は実際にAWSのサービスを利用していくなど。
- AWSはハンズオンで学ぶと理解が深まるのでKindleでも学習しやすい
- AWS以外の技術本も月額980円で読むことができる
【まとめ】AWSの実務でも役立つ!おすすめAWS本5選
書籍はたくさんあるので迷ってしまいますよね。
今回紹介した書籍はどれもオススメできるものを厳選したので、ご自身の学習の目的に合ったものを選んでいただけたらいいかと!
書籍名(略称) | オススメ度 | 初心者向け | 出版日 |
---|---|---|---|
【図解即戦力】AWSの教科書 | 2019/11/7 | ||
AWSの知識地図 | 2022/4/16 | ||
AWSパターン別構築・運用ガイド | 2018/3/23 | ||
【基礎】AWSネットワーク&サーバー構築 | 2020/2/6 | ||
AWSコンテナ設計・構築[本格]入門 | 2021/10/21 |



読むだけでなく実際にAWSのサービスを利用しながら学ぶとより理解が深まりますよ^^
AWSは動画で学ぶのもかなりオススメです!
詳しくは『UdemyでおすすめのAWSコース5選』の記事をご覧ください。


書籍と動画の両方を活用して学ぶことでAWSの理解が深まりますよ。
この記事がAWS書籍選びの参考になれば嬉しいです!
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ではまた!