こんにちはインフラエンジニアのしょうです!
この記事では
- CCNAのおすすめ参考書を知りたい
- CCNAのおすすめ問題集本が知りたい
- CCNAの教材にどのくらいの費用がかかるのか知りたい
- CCNAに効率よく合格できる勉強方法や教材について知りたい
こういった悩みを、CCNAに27日で合格した僕が解決していきます。
CCNAの概要や勉強方法については、『初心者がCCNA資格27日で合格!独学で合格できる勉強方法を解説』の記事をご覧ください。

僕自身、CCNA対策のために書籍も購入しましたが、はじめにお伝えしておくと未経験の方がCCNAに最短で合格したい場合、参考書を活用するよりも動画教材でインプットしてから、webの問題集に取り組んだほうが効率が良いです。
上記については後ほど解説していきます。
ただ書籍で学びたい方やインフラ経験者の方もいると思うので、書籍でCCNA対策を行いたい方のためにこちらの記事でわかりやすく解説していきますね!
経験者の場合はわからない点だけを掻い摘んで学べるので、書籍でインプットするのも全然ありです。
CCNA参考書&問題集を選ぶ際におさえておきたい2つのポイント
- 簡単な入門書籍からスタートして、難しい本へと段階を上げていく
- CCNAは2020年2月24日に大幅に改正されたので古い本を買わないようにする
上の2つのポイントを抑えた上でこの記事を読んでいくと、失敗を避けやすいかと!
書籍名(略称) | オススメ度 | 初心者向け | 価格 | 出版日 |
---|---|---|---|---|
1週間でCCNAの基礎が学べる本 | 2640円 | 2021/4/13 | ||
CCNA 完全合格テキスト&問題集 | 4268円 | 2020/6/24 | ||
徹底攻略Cisco CCNA問題集 | 3828円 | 2021/4/21 |
教材選びによって勉強の費用も変わってくるので、どのくらいの費用がかかるのかについても分かりやすく解説していきますね。
では、さっそく解説していきます!

CCNAとは?
まずは知らない方のために、CCNA資格について簡単に解説していきます。
CCNAとは世界最大手の通信機器メーカーのCiscoが主催する、ネットワーク関連のIT資格のこと。(世界共通の資格です)
CCNA試験内容
問題形式 | 選択問題とドラッグ&ドロップ問題 |
試験時間 | 120 分間 |
受験料金 | 33,600円(税別) |
問題数 | 約100問 |
CCNAを取得すると間違いなく転職に有利になります。
インフラエンジニアにオススメな資格や、取得するメリットを具体的に知りたい方は『インフラエンジニアにおすすめな資格3選とメリット5選』の記事をご覧ください。
取得するメリットなどを知っていると資格勉強のやる気に繋がります。

CCNAおすすめ参考書を解説!まずは入門書から取り組もう

CCNAに合格するには、まず試験範囲の内容を学ぶ必要があります。
ただ未経験の方にとっては、ネットワークの勉強はかなり難しく感じると思います。
CCNAの難易度や必要な勉強時間については『CCNA難しいが合格できた!難易度と必要な勉強時間について解説』の記事をご覧ください。

未経験の方が参考書で学ぶ場合は『1週間でCCNAの基礎が学べる本』から進めて『CCNA 完全合格テキスト&問題集』に取り組むことをおすすめします。
では参考書について解説していきます。
1週間でCCNAの基礎が学べる本 第3版
こんな方にオススメ!
- 対象者:書籍で学びたい&ネットワーク完全初心者の方
- 特徴①:図解や絵が豊富にあり分かりやすい
- 特徴②:一週間でCCNAの基礎をサクッと学べる
- メリット:CCNA試験範囲の基礎が学べて初心者にとって分かりやすい構成となっている
CCNA試験範囲の基礎はこちらの本で学ぶことができます。
ネットワーク初心者の方や他のCCNA本が難しくて理解できなかった方にオススメの本です。
反対に基礎知識がある方にとっては物足りない内容だと思うので、次回以降に紹介する書籍を参考にしてみてください。
- コンピュータネットワークの基礎知識
- ネットワークの階層化
- リンク層(ネットワークインターフェイス層)の役割
- ネットワーク機器(スイッチ)
- インターネット層の役割
- IPアドレス
- ネットワーク機器(ルータ)
- トランスポート層の役割とプロトコル
- TCP/IP通信の流れ
- アプリケーション層のプロトコル
- アドレス変換
- IPv6
- コンピュータのネットワーク設定
- Cisco機器への管理アクセス
- Cisco機器の基本操作
- 無線LANの基礎
- 無線LANのセキュリティ
シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

こんな方にオススメ!
- 対象者:書籍で学びたい&ネットワークについて学んだことがある
- 特徴①:CCNAを書籍で学ぶなら必ず第一候補に入る書籍
- 特徴②:1冊でCCNAの試験内容を学べて問題集もついている
- メリット:CCNA試験範囲をインプットでき、問題集でアウトプットができる
CCNA試験範囲はこちらの本で学ぶことができます。
ネットワーク初心者の方には少し難易度が高く感じるかもなので、読んでみて難しく感じたならまずは、『1週間でCCNAの基礎が学べる本』を先に読むことをおすすめします。
CCNAを参考書で学ぶなら鉄板の書籍です。
- ネットワークの基礎
- Ciscoルータの初期設定
- ルータの機能とルーティング
- OSPF
- ACL
- NAT・DHCP・DNS
- Catalystスイッチの基本設定とVLAN
- STP
- IPv6
- その他のインフラストラクチャサービスと運用
- デバイスの管理
- ネットワークアーキテクチャ
- セキュリティ機能
- ワイヤレスLAN
- ネットワークの自動化とプログラマビリティ
- 模擬試験
こちらの本は、CCNA試験範囲を網羅しているので中身がかなり濃いですが、付属の問題集だけではCCNAに受講するのは怖すぎるので、次にCCNAの問題集の書籍についても解説していきます。
【1冊でOK!】CCNA対策に役立つ問題集本を紹介
これまでにCCNAインプット用の書籍を解説していきましたが、アウトプット(問題集)もかなり重要。
問題集を書籍で取り組みたいなら、これから紹介する書籍がおすすめです。

こんな方にオススメ!
- 対象者:書籍の問題集に取り組みたい&CCNAの試験範囲をすでに学んでいる方
- 特徴①:CCNAの問題集を書籍で取り組むなら必ず第一候補に入る書籍
- 特徴②:1冊でCCNAの問題集にしっかりと取り組むことができる
- メリット:CCNA試験範囲を網羅している問題集でこれまで学んできた知識をアウトプットができる
CCNA試験範囲の問題集は、こちらの本で取り組むことができます。
経験者の方であれば、インプット無しでいきなり問題集に取り組むのもありですが、未経験の方はまずこれまで紹介してきた書籍などでインプットしてから、問題集に取り組むこのがおすすめです。
未経験の方がいきなり問題集に取り組むと、難しくて挫折する可能性があるので注意が必要。
こちらの書籍は、CCNAを問題集を書籍で取り組むなら鉄板の書籍となります。
- ネットワーク基礎
- TCP/IP
- Ciscoデバイスの導入
- VLANとVLAN間ルーティング
- STP
- EtherChannel
- レイヤ3冗長化
- ルーティングの基礎
- OSPF
- IPv4アクセスリスト
- IPv6の実装
- インターネット接続とWAN
- 無線LAN(WLAN)
- ネットワークデバイスの管理
- 仮想化とインテリジェントネットワーク
- ネットワークデバイスのセキュリティ機能
こちらの本は、CCNA試験範囲を網羅しているので中身がかなり濃いですが、付属の問題集だけではCCNAに受講するのは怖すぎるので、次にCCNAの問題集の書籍についても解説していきます。
【最短で合格できる】CCNAの参考書以外のおすすめ教材について

これまでに書籍で学んだり、問題集を取り組みたい方向けに解説してきましたが、書籍以外にもCCNA対策ができることをお伝えしていきます。
冒頭でもお伝えしましたが、書籍よりもこれから紹介する教材を活用するほうが、CCNAに早く合格することができます。
僕自身、CCNA対策のために書籍も購入しましたが、以下のやり方が1番効率よく学べると実感しました。
CCNAに最短で合格する手順とオススメな教材について
- Udemyの動画講座で、CCNAの試験範囲を学ぶ(インプット)
『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』
この講座でCCNA試験範囲がすべて学べて、図解も多く未経験でも理解できる内容です - インプットを終えたらPing-tの問題集に取り組む
Udemy は学習意欲の高いエンジニアの多くが知っている動画教材です。
Udemyの詳細については『5分で分る!Udemyとは?1000円代でコスパ最強の講座が多数』の記事をご覧ください。

Udemyはセールが毎月のように行われて、1000円代で良質な教材を購入することができます。
セールを逃さないためにも登録(無料)だけはしておきましょう。(肌感ですが月に1度はセール日が来る)
セール時にはメールがくるのですぐに分かりますし、初めて利用する方はすぐにセールが開始されると思います。

» 参考:『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』
ただ今回紹介しているCCNA講座は、Udemyのセール時にも安くならずにいつも9800円です。
それでも余裕で、もとが取れるぐらいの良質な動画講座です。
この講座はすべてのCCNA試験範囲を学ぶことができ、図解も豊富で分かりやすいので未経験の方でもかなり理解しやすい内容となっています。
動画講座について詳しく知りたい方は、『UdemyのCCNAおすすめ講座を解説』の記事をご覧ください。

そして試験内容を動画講座で学んだ後は、Ping-tの問題集に取り組むのがおすすめです。

Ping-t、はLPICやCCNAなどの資格に特化した問題を提供しているwebの問題集サイトです。
『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』 でインプットし、Ping-tでアウトプットしていくのが合格率を上げることに繋がり、効率の良い勉強方法となります。
上記にかかる費用は合計で約11500円です。
勉強方法をざっくりと解説していきますが、もっと詳しく知りたい方は『初心者がCCNA資格27日で合格!独学で合格できる勉強方法を解説』の記事をご覧ください。
下の記事を読むだけで、勉強時間が相当減らせます。

そしてCCNA対策として、CCNA勉強サイトを活用するとスキマ時間で学べたり、無料サイトもあるので負担なく学ぶことができます。
活用方法やおすすめのサイトについては、『CCNA勉強サイトおすすめ5選を現役SEが解説』の記事をご覧ください。

【まとめ:目的別】書籍を活用したCCNA合格までの手順を解説
まとめ
- 書籍でCCNA対策を行いたい方は、インプット教材と問題集の2種類に取り組む
- 最短で合格したい場合は動画講座で学び、web問題集に取り組む
書籍名(略称) | オススメ度 | 初心者向け | 価格 | 出版日 |
---|---|---|---|---|
1週間でCCNAの基礎が学べる本 | 2640円 | 2021/4/13 | ||
CCNA 完全合格テキスト&問題集 | 4268円 | 2020/6/24 | ||
徹底攻略Cisco CCNA問題集 | 3828円 | 2021/4/21 |
最後に、目的別によってCCNAに合格する手順を解説していきます。
未経験の方が書籍でCCNA対策を行いたい場合
- 1週間でCCNAの基礎が学べる本で基礎を学ぶ
- CCNA 完全合格テキスト&問題集で試験範囲をしっかりと学ぶ
- 徹底攻略Cisco CCNA問題集で問題集に取り組む
上記にかかる費用は約11,000円。
③の問題集をPing-tに変更することで、費用は1000円ほど安くなります。(1ヶ月利用の場合)
経験者の方が書籍でCCNA対策を行いたい場合
- CCNA 完全合格テキスト&問題集で試験範囲をしっかりと学ぶ
- 徹底攻略Cisco CCNA問題集で問題集に取り組む
上記にかかる費用は約8000円。
②の問題集をPing-tに変更することで、費用は1000円ほど安くなります。(1ヶ月利用の場合)
未経験だけど勉強費用を抑えたい方は、上記の方法で取り組むのもありです。
最短でCCNAに合格したい場合
- 『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』で試験範囲をインプットする
- web問題集のPing-tに取り組む
上記にかかる費用は約12,000円。
この記事でご自身の目的や状況によって、どの教材で学べばいいかイメージが湧いたと思います。
ではこれで、CCNA参考書&問題集についての解説を終わります。
CCNA教材選びに役立てたら嬉しいです!CCNAの勉強応援しています^^
ネットワークについてさらに学びたい方は『ネットワークおすすめ本5選を現役SEが厳選しました!』の記事をご覧ください。

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ではまた!