こんにちはインフラエンジニアのしょうです!
この記事では
- CCNAを実際に受講した人の感想や難易度について知りたい
- CCNAの合格率を上げ、最短で合格できる勉強方法が知りたい
- CCNAに合格するために必要な時間について知りたい
- 未経験でも合格できるか知りたい
こういった悩みを解決していきます。
CCNAは2020年2月24日に大幅に改正されたので、改定後のCCNAについての難易度などについてこの記事では書いていきます。(僕は2021年に改定後のCCNAに合格しました)
僕自身、IT資格を8つ取得しましたががその中でも1番難しいと感じた資格はCCNAでした。
CCNAに合格した際の当時はネットワーク初心者で、ネットワークの実務経験はゼロでした。
資格も複数取得していて、当時は初心者だったのでCCNAの実際の難易度や勉強に必要な時間が分かります。
この記事ではCCNAの難易度と合わせて、未経験でも合格できる勉強方法も合わせて解説していきますね!
ではさっそく解説していきます。

CCNAとは?
CCNAとは世界最大手の通信機器メーカーのCiscoが主催する、ネットワーク関連のIT資格のこと。(世界共通の資格です)
CCNAはネットワーク資格の中で、1番有名な資格で転職にも有利になります。
インフラエンジニアにオススメな資格や、取得するメリットを具体的に知りたい方は『インフラエンジニアにおすすめな資格3選とメリット5選』の記事をご覧ください。
取得するメリットなどを知っていると資格勉強のやる気に繋がりますよ。

CCNA難しすぎる?CCNA試験の難易度が高い3つの要因

まず結論から言うと、初心者がCCNAに合格するのは難しいというのが正直な感想です。
僕の知り合いもCCNAを受講し合格しましたが難しいと言ってました。
目安は表を参考にして下さい
資格名 | 難易度 | 勉強期間 |
---|---|---|
CCNA | 3ヶ月 | |
AWS ソリューションアーキテクト(SAA) | 3ヶ月 | |
LPIC Level1 | 3ヶ月 |
CCNAだけで比べても分かりづらいと思うので、上の表は実際に僕が取得した知名度があるインフラ関連のSAAとLPICの資格を比較しています。
CCNAに合格するのが難しい、難易度が高い理由は3つあります。
CCNAの難易度が高い3つの理由
- 試験範囲が広いかつ正解率が75%前後必要
- 試験の問題文が分かりづらい
- 問題数が多く、試験時間が少ない
1つ1つ解説していきますね。
①:CCNAの試験範囲が広いかつ正解率が75%前後必要
- ネットワークの基礎:20%
- ネットワークアクセス:20%
- IP 接続:25%
- IP サービス:10%
- セキュリティの基礎:15%
- 自動化とプログラマビリティ:10%
改正されてから、CCNAの試験範囲はかなり広くなりました。
CCNAは1000点満点中、825点以上で合格することができます。
そしてCCNAは300〜1,000点の間で点数が付きます。なので825点を正答率で表すなら約75%です。
つまり合格するには問題を約75%前後正解しないと不合格になってしまいますね。
なので苦手な分野は捨てて、他の分野を勉強して点数を取るなどの選択肢が取れません。(危険すぎる)
合格するためには、試験範囲すべてをしっかり学ぶ必要があります。

試験範囲をしっかりと網羅して学ぶ必要があるのに、範囲が広くて勉強する内容が多いことが、CCNAの難易度の高さに繋がるわけですね。
②:CCNAの問題文が分かりづらい
外資のCisco社がCCNAを主催している影響もあるのか、日本語の問題文が絶妙に分かりづらいです笑
これは受講して驚きましたが、「う、嘘だろこんな問題文が分かりづらい試験があるのか!」って誰もがなると思います笑
しっかりと文章を読んでいけば理解はできるようになりますが、こればかりは対策のしようがないです。
あわてずしっかりと問題文を読んでいけばなんとかなりますが、CCNAは時間との勝負でもあるので時間のかけ過ぎも注意が必要ですね。
③:CCNAは問題数が多く、試験時間が少ない
CCNA試験内容
問題形式 | 選択問題とドラッグ&ドロップ問題 |
試験時間 | 120 分間 |
受験料金 | 33,600円(税別) |
問題数 | 100問 |
CCNAは問題数が約100問あり、時間は2時間です。
つまり1問辺りにかけられる時間は1分ぐらいになります。
試験範囲が広い、8割前後の正解率が必要、問題文が分かりづらい、問題を解くのにかけられる時間が少ないのがCCNAの難易度を上げる要因です。
未経験の方でネットワークエンジニアを目指し、CCNA対策の講座を無料で受講したい方はITスクールを活用するのもありですよ。
詳しくは『ネットビジョンアカデミーの評判を現役SEが解説』の記事をご覧ください。


スクールではわからない点を質問できるので理解力が上がり、知識を効率よく得れるのが良い点かと。
それでは次に、CCNA合格に必要な勉強時間についてはこの後解説していきます。
CCNAに必要な勉強時間はどのくらい?未経験と経験者別に解説


未経験の場合はCCNAに合格するのに必要な勉強時間は150時間〜200時間は必要だと感じました。
経験者だと150時間前後が目安になります。
CCNA合格まで何ヶ月かかる?
- 毎日3時間勉強して200時間かかるなら約66日(2ヶ月ちょい)
- 毎日2時間勉強して200時間かかるなら約100日(3ヶ月ちょい)
- 毎日3時間勉強して150時間かかるなら約50日(2ヶ月以下)
- 毎日2時間勉強して150時間かかるなら約66日(2ヶ月半)
実際に計算してみるとCCNAに合格するのに必要な時間は2ヶ月〜3ヶ月となります。



僕の場合はCCNAの勉強時間は約90時間で、27日で合格できました!
この後CCNAに、効率よく合格できる勉強方法について解説していきます。
CCNA合格率は低い⁉合格率を上げ、効率の良い勉強方法を解説
CCNAの難易度が高い3つの理由
- 試験範囲が広いかつ正解率が75%前後必要
- 問題文が分かりづらい
- 問題数が多く、時間が足りなくなる
CCNAは合格率を公表していませんが、CCNAの難易度について解説してきたとおり合格率は低いと思います。
良くて2人に1人といった感じでしょうか。



ですがご安心ください。今から解説する勉強方法を実践していけば合格率が上がりますし、効率良く学ぶことができますよ^^
CCNAに最短で合格する手順とオススメな教材について
- Udemyの動画講座でCCNAの試験範囲を学ぶ(インプット)
『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』
この講座でCCNA試験範囲がすべて学べて、図解も多く未経験でも理解できる内容です - インプットを終えたらPing-tの問題集に取り組む
Udemy は、学習意欲の高いエンジニアの多くが知っている動画教材です。
Udemyはセールが毎月のように行われて、1000円代で良質な教材を購入することができます。
セールを逃さないためにも登録(無料)だけはしておきましょう。(肌感ですが月に1度はセール日が来る)
セール時にはメールがくるのですぐに分かりますし、初めて利用する方はすぐにセールが開始されると思います。


» 参考:『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』
ただ今回紹介しているCCNA講座は、Udemyのセール時にも安くならずにいつも9000円です。
それでも余裕で、もとが取れるぐらいの良質な動画講座です。
CCNAは、すべての試験範囲を学び理解しないと合格は難しいですが、この講座はすべての試験範囲を学ぶことができ分かりやすいので、合格率を上げることができますよ。
動画講座について詳しく知りたい方は、『UdemyのCCNAおすすめ講座を解説』の記事をご覧ください。


そして試験内容を動画講座で学んだ後は、Ping-tの問題集に取り組みましょう!


Ping-tは、LPICやCCNAなどの資格に特化した問題を提供しているwebの問題集サイトです。
『新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)』 でインプットし、Ping-tでアウトプットしていくのが合格率を上げることに繋がり、効率の良い勉強方法となります。
上記にかかる費用は合計で約12,000円です。
勉強方法をざっくりと解説しましたが、もっと詳しく知りたい方は『初心者がCCNA資格27日で合格!独学で合格できる勉強方法を解説』の記事をご覧ください。
下の記事を読むだけで、勉強時間が相当減らせます。


そしてCCNA対策としてCCNA勉強サイトを活用するとスキマ時間で学べたり、無料サイトもあるので金銭面の負担なく学ぶことができます。
活用方法やおすすめのサイトについては、『CCNA勉強サイトおすすめ5選を現役SEが解説』の記事をご覧ください。


CCNAの試験勉強は大変だと思いますが、応援しています!
ネットワークの基礎や書籍で学びたい方は『ネットワークおすすめ本5選を現役SEが厳選しました!』の記事をご覧ください。


ではこれでCCNAの難易度についての解説は終わりです。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!