こんにちはインフラエンジニアのしょうです!
この記事では
- インフラエンジニアにおすすめな資格が知りたい
- 各おすすめ資格の最短で合格できる勉強方法について知りたい
- インフラエンジニアが資格を取得するメリットについて知りたい
- インフラエンジニアが資格取得のおすすめな順番について知りたい
こういった悩みをインフラ資格を8個取得したことのある、現役インフラエンジニアの僕が解決していきます。
エンジニアは資格を取っても意味がない(無駄)などの意見を聞いたことがある方もいるかもしれません。
実体験ですがプログラマーよりも、インフラエンジニアは資格を取得するメリットが十分あります。(未経験の場合は特に)
もしインフラエンジニアを目指すのに資格は無駄という方がいるのなら、その方は未経験から資格を持って転職活動をしたことがないか、他人の努力を否定するのが趣味なのかと疑ってしまう笑
資格取得に意味があるか気になる方は『エンジニアはIT資格いらない?8個取得して分かったことを書きました』の記事をご覧ください。
そもそも資格を取得する明確な目的がある場合や、興味のある分野を勉強することに無駄なことなんてないですからね。
そして僕自身インフラ未経験からインフラエンジニアに転職でき、半年で月収が15万円以上は上がりました。
頑張ったことが必ず報われるとは限りませんが、資格の勉強を頑張って良かったと感じています。
インフラエンジニアの場合、未経験から実務経験3年までは資格を持つメリットが特に大きいです。
そしてなぜ下の3つ資格がオススメなのか?まで深掘りしました。
インフラエンジニアにおすすめな資格3選
- LPIC
- CCNA
- AWS SAA(クラウド)
では資格取得するオススメの順番から解説していきますね!
インフラエンジニアについてまず初めに知りたい方は『インフラエンジニアとは?リアルな仕事内容を現役SEが解説』の記事をご覧ください。
インフラエンジニアが資格を取得していくオススメな順番を解説
インフラ未経験の方であればLPIC1→CCNA→AWSの順番が理想。(LPICとCCNAは逆でもOK)
なぜならOSやネットワークなどの知識がついてからAWS資格を勉強した方が理解がはやくなるからです!
そしてCCNAよりLPIC1の方が難易度が低くネットワーク周りも少し学べるので、LPIC1から取得することをおすすめします。
ただし、
ネットワーク系に転職したいなら1番先にCCNA
サーバ系に転職するなら1番先にLPIC Level1
AWS関連に転職するなら1番先にAWS
ご自身の目的によって臨機応変に資格を取得する順番を変えてみてください。
どちらにせよインフラエンジニアならこの3つの資格は転職にも実務にも役立ちますよ。
では次にオススメな資格の概要について解説していきます。
インフラエンジニアにおすすめな資格3選
このあと紹介する資格がなぜオススメか理解してもらうために、インフラに関することを簡単に説明しますね。
インフラエンジニアの仕事は主にサーバとネットワークの2つの分野に分かれます。
そしてAWSなどのクラウドサービスを利用すれば仮想環境でサーバを構築したり、ネットワークの仕組みを作ることができます。
クラウドは間違いなく今後も伸びていきますし、それだけ需要がある分野ですよ。
僕が前回働いていた現場も、今いる現場もクラウド環境でサーバやネットワーク周りを構築しています。
つまりインフラエンジニアが資格を取得するならサーバ、ネットワーク、クラウドに関する資格がオススメできるということです!
抑えておくインフラ分野は3つ
- サーバ
- ネットワーク
- クラウド
サーバの仕事に特化しても、クラウドやネットワークの知識が役立つこともありますし、ネットワークの仕事に特化してもサーバやクラウドの知識が役立つこともあります。
要するにこの3つの分野であればどれを学んでもインフラエンジニアにとってプラスになるということです。
ではおすすめな資格を紹介していきます!
インフラエンジニアにおすすめな資格3選
- LPIC
- CCNA
- AWS SAA(クラウド)
①:サーバに関するオススメな資格はLPIC Level1!
LPICとはLinuxに関する資格のことです。
LinuxとはOSの一種です。
OSとはコンピューターの基本ソフトフェアだと思ってもらえればとりあえずOK!
- iPhoneのOSはiOS
- MacのパソコンのOSはmacOS
- WindowsのパソコンのOSはWindows
OSがあることによって、キーボードで文字を入力できたり、イヤホンをさした時に音が聞こえるようになります。
OSがないとパソコンやスマホはただの物みたいな感じです。
LinuxはサーバのOSとして使われることが多く、サーバに関してはLinuxが1番、2番のシェアがあるぐらい人気です^^
サーバとは業務用に特化したパソコンでしたね。
サーバのOSとして1番、2番に使われるOSがLinuxなのでLPICの資格を取得するのはオススメできるということです。
LPICの詳細や最短で合格できる勉強方法が知りたい方は『未経験がLPIC Level1に28日で合格!勉強方法や難易度を解説』の記事をご覧ください。
LPICの試験範囲はネットワークやサーバも関わってくるので幅広く学べますよ!
LPICがオススメな理由のまとめ
- 世界共通の資格で知名度があり転職にも役立つ
- サーバに1番、2番に使われるLinuxに関して学べる
- ネットワークやサーバなど幅広く学べる
②:ネットワークでオススメな資格はCCNA!
CCNAとはネットワークに関する資格のことです。
ネットワークよりの仕事をしたい方は、CCNAを持っていれば転職する際に大きく役立つ資格になります。シェアが圧倒的に1位ですね。
僕は2020年に大幅に改定されたCCNAに試験を受けました。範囲が広くネットワークの良い勉強になりました。
CCNAの詳細や最短で合格できる勉強方法が知りたい方は『初心者がCCNA資格27日で合格!独学で合格できる勉強方法を解説』の記事をご覧ください。
CCNAがオススメな理由のまとめ
- 世界共通の資格で知名度があり転職にも役立つ
- Cisco社はネットワーク機器に関してシェアが1位
- ネットワークについて学べる
③:クラウドでオススメな資格はAWSソリューションアーキテクト(SAA)!
AWSソリューションアーキテクト(SAA)はアマゾンが提供するクラウドサービスに関する資格です。
複数あるうちのクラウドサービスの中でAWSの資格を僕がオススメしている理由は日本でも世界から見ても1番シェア率が高いからです。
有名なクラウドサービス3選
- AWS(アマゾン)
- Azure(マイクロソフト)
- GCP(グーグル)
僕の個人的な考えですがエンジニアはWindows環境で働いている方も多く、そのためクラウドサービスを利用するとなると親和性が高いAzureのシェアが今後も増えていくと予想できます。
(WindowsもAzureもマイクロソフトが提供しています。)
クラウドの資格を取得するのにどれか迷った場合はAWSでOK!
AWSの資格を取得したいとなったら、AWS資格の中で1番知名度のあるSAAを取得することをオススメします!
SAAの詳細や最短で合格できる勉強方法が知りたい方は「 初心者がAWS SAAに12日で合格!勉強方法を解説【C03対応】 」の記事をご覧ください。
AWS資格の全体像については『AWS認定資格の一覧や難易度、取得メリットを解説』の記事が参考になりますよ。
アソシエイトの資格は3つありますが、転職のことだけを意識するならSAAだけ取得すれば問題ないです。(SAAがAWSの中で1番知名度がある資格なので)
AWSがオススメな理由のまとめ
- 世界共通の資格で知名度があり転職にも役立つ
- クラウドサービスに関してシェアが1位
- AWS(クラウド)やインフラ全般を学べる
AWSは将来性があり年収も高い傾向にあるので『AWSエンジニアとは?リアルな年収や仕事内容・将来性を現役が解説』の記事を見ておくことをおすすめします。
経験が浅いほどインフラエンジニアの資格取得のメリットが大きい
資格の前提として、
実務経験が浅いほど資格を取得するメリットが大きく、逆に実務経験が長いほどメリットが小さくなります。
なぜなら未経験は知識や経験がない分、資格を持つことである程度カバーできるからです。
以上を踏まえた上で、これから紹介する資格を取得するメリットをご覧ください。
インフラエンジニアが資格を取得する5つのメリット
インフラエンジニアが資格を取得するメリットについてご紹介していきます。
人によりますが上から順にメリットが大きいかなと。
資格を取得する5つのメリット
- 転職に有利
- チャンスが増える=年収が増える
- 知識が身に付く=現場で役立つ
- 勉強のモチベーションが上がる
- 資格報奨金や資格手当がもらえる
①:転職に有利
未経験からインフラエンジニアに転職する場合は特に資格を持っておくと特に有利になります。
もちろん未経験でなくても転職に有利です。
インフラ資格が転職に有利になる理由
- インフラの仕事のやる気があると思われる
- 資格を持っていない人と差別化できる
- 一定の知識があるとアピールできる
- 会社のブランド力に貢献できる
もしあなたが未経験で資格を持っている場合と持っていない場合の2通りで、転職活動をすることをイメージしてみてください。
面接の時に、
- インフラの仕事に興味があり、自宅で勉強しています。
- インフラの仕事に興味があり、資格を取りました。
言うまでもなく後者の方が相手に良い印象を与えますよね。
そして会社は自社に優秀な人材がいることをアピールするために資格の保有数をホームページでアピールしたり、取引先との交渉で資格の保有者がいることで交渉を有利に進めることができます。
資格を持っている人材を採用したいと思うのは当然のことで、資格が転職に影響があることはわかるかと!
なので経験者であっても資格を持っていれば転職に何かしらいい影響を与えてくれます。
②:チャンスが増える=年収が増える
会社的に資格を持っている or プライベートでも勉強しているなど主体的に学んでいる社員にチャンスをあげたいと思うのは自然なことですよね。
チャンスが増えるメリットの例
- 会社 or 上司から良い経験を積ませたいと思われる=経験が積める
- (希望を言えば)興味がある仕事に関われる可能性が上がる
- SESや派遣の場合、良い案件に関われる可能性が上がる
エンジニアは良い経験が積めれば収入が普通に上がっていきます。
僕自身AWSの実務経験がありませんでしたが、資格を持っているおかげでAWSの案件に参加することができました。
僕は派遣インフラエンジニアとして働いてましたが、時給2000円からAWSの実務経験がないにもかかわらずAWSの案件で時給2500円に上がりました。
派遣エンジニアについては『派遣エンジニアの概要と年収について』の記事をご覧ください。
③:知識が身に付く=現場で役立つ
資格で勉強した知識が全て役立つわけではないですが、未経験の方の場合は特に現場の会話についていける(理解できる)ことが重要です。
仮に知識が全くない状態で現場に入ったら相当大変です。周りも自分も。
毎回ゼロから理解するために説明しないと仕事が進まないからです。
僕自身はじめて現場に入った時に、資格の勉強をしていたおかげで周りの会話がある程度理解することができました。
④:勉強のモチベーションが上がる
未経験の分野を勉強する際に何から勉強すれば良いか悩んだことはありませんか?
例えば資格を取ると決めたらそれが明確な目標になります。
目標や目的がないと勉強する意欲すら湧きません。
さらに勉強したらメリットがあると分かれば勉強も継続できるようになります。
資格を取得するメリットが自分にはあるという状態であればより頑張れますよね。
目標が決まれば迷うことが減り、メリットがあると分かれば継続もできるようになる。
⑤:資格報奨金や資格手当がもらえる
これは会社によりけりです。
資格報奨金や毎月資格手当がもらえる場合は資格取得するメリットがさらに増えるというお話です!
【まとめ】インフラエンジニアにオススメな資格と勉強方法について
資格を取得する5つのメリット
- 転職に有利
- チャンスが増える=年収が増える
- 知識が身に付く=現場で役立つ
- 勉強のモチベーションが上がる
- 資格報奨金や資格手当がもらえる
インフラエンジニアが資格を取得するメリットはこれで伝わったかと!
最初にお伝えしたように、興味のある分野の資格があるのならその資格を取得するのがオススメです。
理由は興味のある分野を勉強することに無駄なことはないからですね。
ですが最初から興味が持てない方もいると思います。
そういった方は、
需要のある(たくさん使われている)技術や、転職で役立つ資格を学ぶことがオススメです。
- サーバならLPIC
- ネットワークならCCNA
- クラウドならAWS
僕が今回紹介した資格はどれも需要のある技術で、転職でも役立ちます。
あとは試験の勉強時間ですね。
資格の概要や勉強方法は下の記事をご覧ください
ではこれでインフラエンジニアにおすすめな資格と取得するメリットについての解説は終わりです!
未経験からインフラエンジニアを目指す方法は、『未経験からインフラエンジニアになるには?現役SEが徹底解説』の記事をご覧ください。
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ではまた!