こんにちはインフラエンジニアのしょうです!
この記事では
- インフラエンジニアの仕事内容について知りたい
- 1年目のインフラエンジニアはどんな仕事をしているのか知りたい
- インフラエンジニアの将来性や年収など知りたい
上記についてインフラエンジニアの僕が解説していきます。
インフラエンジニアの仕事ってイメージしづらくないですか?
僕が未経験の時にインフラの具体的な仕事内容の情報が全然見つからなかったんですよね。
なので今回僕が実際に1年目に行っていたインフラエンジニアの仕事内容を具体的に解説していきます。
実際に働いて感じていることですが、インフラエンジニアは将来性があり年収も高い傾向にありますよ。
エンジニア未経験の方にも分かるように解説していくのでご安心ください。
ではさっそく解説していきます!
インフラエンジニアとは?分かりやすく仕事内容など現役SEが解説!
インフラの仕事は大きく分けてサーバとネットワークについて分かれています。
サーバやネットワークに関する仕事をするエンジニアがインフラエンジニアということですね!
そしてインフラエンジニアを細かく分類していくと以下の図のようになります。
- サーバエンジニア
- ネットワークエンジニア
- クラウドエンジニア (AWSエンジニアなど)
インフラエンジニアのイメージが掴めたところで、次にサーバについて解説していきます。
サーバは下の画像を参考にしてください
サーバのイメージが湧くようにお名前.comさんから写真を引用しました。
サーバとは
パソコンには画面があり、YouTube見れたり音楽が聞けたり色々できます。
サーバとは業務用に特化した画面のないパソコンだと思ってもらえればOKです。
YouTubeなどのwebサービスを提供する場所がサーバだと思ってもらえれば!
最低限この2つ押さえておけば大丈夫です!
- サーバエンジニアは、サービスを提供する場所(サーバ)を整える仕事
- ネットワークエンジニアは、サービスを提供する場所(サーバ)とスマホなどをネットで繋いで通信を整える仕事
インフラエンジニアの仕事内容について
サーバもネットワークも設計・構築・運用保守(監視)に工程に分かれています。
そしてAWSなどのクラウドサービスを利用すれば仮想環境でサーバを構築したり、ネットワークの仕組みを作ることができます。
まとめるとインフラエンジニアは、
アプリやシステムの基盤を作るために必要なものを設計したり、
設計書をもとにアプリやシステムが動く基盤を構築したり、
アプリやシステムが継続して稼働するように運用・監視したりする仕事です。
【復習】インフラエンジニアの3つの工程
- 設計
- 構築
- 運用・保守(監視)
インフラエンジニアの将来性はあるのか?【結論=将来性あり】
どうせ転職するなら将来性がある職業で働きたいと思っている方も多いと思います。
ではインフラエンジニアは将来性があるのか?と聞かれたら答えはYESです!
僕がインフラエンジニアに転職した大きな理由の1つが、将来性があると思ったからです。
インフラは構築した後もサービスが続く限りずっと運用保守していく必要があるので仕事はなくなりません。
そしてインフラの分野でも特にAWSなどのクラウドが間違いなく伸びていきます。
アマゾンの中で1番利益が出ている事業はなんとAWSのクラウドサービスです。(オンラインショッピングじゃないことが意外でした)
AWS=アマゾンのクラウドサービス
Azure=マイクロソフトのクラウドサービス
GCP=グーグルのクラウドサービス
アマゾン、マイクロソフト、グーグルは世界の時価総額(2021年1月時点)でTOP5に入る誰もが知る世界的な大企業。
上の画像は2019年のデータですが、各企業はクラウドのシェアを伸ばしていきたいと考えているはずです。(AWSの利益が出ていることはどの企業も知ってますし)
企業から見たら利益が出ている事業があれば、さらに利益を伸ばすためにその事業に投資をしていくのは普通ですよね。
インフラエンジニアとして経験を積んでいけば、クラウドの仕事でも活躍することができます。
クラウドやAWSエンジニアについては『未経験からAWSエンジニアに転職で年収が上がった!仕事内容や将来性』の記事をご覧ください。
インフラエンジニアの年収は平均約550万円です!
正社員の場合は平均年収が約550万円みたいです。
日本の平均年収は450万円前後だと思うので、インフラエンジニアの平均年収は高いといえますね。
派遣社員の場合は平均時給が約2400円。
僕は以前派遣で月給制の月40万円(時給2500円)で働いていました。
派遣エンジニアに関しては『派遣エンジニアとは?年収や仕事内容』の記事をご覧ください。
インフラエンジニア1年目の仕事について
僕がインフラエンジニア1年目の途中で実際にしていた仕事はサーバの運用保守です。
サーバ自体は全てAWSなどのクラウドサービスを利用して構築しているので、ほぼ毎日フルリモートで働いていました。
実際の仕事内容
- ソフトフェアのインストール
- DB更新やデータ取得
- エラーログの調査
- ステージング環境を構築
- アクセス制限
- アカウント作成
- サーバを移設
- リダイレクト設定
では僕がインフラエンジニアとして実際に携わっていた一部の仕事内容について解説していきますね。
①:ソフトフェアのインストール
お客様から依頼があればサーバにソフトウェアをインストールしたりします。
ソフトウェアといっても色々あります。
例えばZabbixというソフトウェアをサーバにインストールすればデータを監視できるようになったり、(監視サーバ)
MySQLをサーバにインストールすればデータを保存できるようになったりします。(データベースサーバ。DBサーバ)
②:DB更新やデータ取得
お客様から依頼があったらデータベースから情報を取得して渡したり、データを追加したりもしていました。
DBサーバにログインしてSQLを実行すると、データベースから情報を取得したりデータを追加したりすることができます。
③:エラーログの調査
サーバに何かしら問題が起きるとサーバにログ(記録)が残ります。
エラーログの調査は、問題がありそうなメッセージ(通知)を見つけたら原因を調査して責任者に報告する業務です。
④:ステージング環境を構築
サイトやサービスが乗っかっている本番のサーバとは別に本番とほぼ同様のステージング環境も作るのが一般的。
ステージング環境でうまく動作できなければ本番もうまくいくはずがないよね?という本番の前に正確にテスト(検証)できるのがステージング環境の役割かと。
⑤:アクセス制限
サーバを構築した後に誰でもログインできると困るのでIP制限やBasic認証をかけたりしました。
IP制限やBasic認証はNginxやApacheの設定ファイルに記述して設定を行いましたね。
⑥:アカウント作成
SSHできるアカウントやファイルを転送したりできるSFTPアカウントを作成するお仕事。
rootアカウントと呼ばれるサーバに対してなんでも操作できちゃうアカウントは基本的に使わないです。
なのでサーバに対して操作できる範囲を限定したSSHアカウントやSFTPアカウンを作成してお客様に提供したりしていました。
⑦:サーバを移設
古いサーバにおいてあるサイトやアプリを新しいサーバに移設する作業に関わりました。
移設先の新設されたサーバはすでに用意されていたので、古いサーバにおいてあるサイトやアプリを移設するお仕事。
古いサーバにあるサイトやアプリを新しいサーバに移し終えたら、あとはドメインを切り替える作業があります。
ドメイン切り替えについて
(例)
例えば古いAサーバにはブログのサービスが乗っかっている。ドメイン(住所)は「infra-note.net」。
①新しいサーバBにブログサービスを移設。ただ移設を終えても「infra-note.net」にユーザーがアクセスしたら古いサーバAをユーザーは見にいくことになります。まだドメイン(住所)の情報を変更していないからですね。
例えば僕が今住んでいるマンションから新しい家を建てて引っ越しを終えても、市役所に行って住所変更しないと手紙はいつまでも元いたマンショに届いてしまいます。①はこれと同じことが起きているということです。
②infra-note.netというドメイン(住所)にアクセスしたら新しいサーバBにアクセスがいくように作業することをドメイン切り替えって言ったりします。
⑧:リダイレクト設定
リダイレクト設定というのはユーザーがAのページにアクセスしたらBのページにアクセスするように設定を変更することです。
例えばAのページをリニューアルしてBのページを作成したから、これまでと同様にAのページにアクセスしてくるユーザがいたらBのページに移動する設定をNginxの設定に書き込んでいました。
以上が、運用保守で実際に行っていた仕事内容の一部です。
【まとめ】インフラエンジニアは将来性がありオススメの職業です
僕自身、インフラエンジニアに転職して収入が上がりました。
将来性があり収入が伸びるとやはり嬉しいです。
インフラエンジニアに転職したいと考えている方は『未経験からインフラエンジニアになる方法』の記事をご覧ください。
ではこれでインフラエンジニアについての解説は終わります!
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!