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Cisco Packet Tracerの使い方やダウンロード方法について解説

こんちにはインフラエンジニアのしょうです。

この記事では、

  • Cisco Packet Tracerについて知りたい
  • Cisco Packet Tracerの使い方を知りたい
  • CCNAの試験対策として利用したい

こういった悩みを解決していきます。

Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)とは自宅のパソコンでネットワークの仮想環境を作れて、Cisco製のネットワーク機器を無料で操作できるシミュレーターツールのことです。

しょう
しょう
Packet Tracerを利用することでネットワーク機器を使うイメージが掴めたり、CCNAの試験対策にも活用できますよ^^

ではさっそくPacket Tracerのダウンロード方法や、使い方についてわかりやすく解説していきますね!

Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)とは?

Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)とは?

Packet Tracer(パケットトレーサ)は、世界最大手の通信機器メーカーCisco社が提供するCisco製のネットワーク機器をソフトウェア上で操作できるネットワークシミュレーターツールのこと。

パソコンさえあれば仮想のネットワーク環境を構築することができ、ネットワーク構築やコマンド実行の練習ができます!

Cisco Packet Tracer(シスコパケットトレーサ)はオンラインスクールの教材としても使われていることもあり、Cisco社主催のCCNA試験の対策としても活躍している安心な無料ツールです。

Cisco Packet Tracerのダウンロード方法

Cisco Packet Tracerのダウンロード方法

まずはPacket Tracerのダウンロードをしていきましょう。

ダウンロード後は実際にコマンドを実行して仮想上のネットワークの動作を確認していき、さらにCCNAの練習問題を利用してPacket Tracerの使い方を解説していきます!

Packet Tracerを使えるようになるまでの流れ

  1. Packet Tracerをダウンロード
  2. Packet Tracerでコマンドを実行してみる
  3. CCNAの練習問題にPacket Tracerを使用してみる

ではダウンロードする方法を解説していきます。

まずは、Cisco Networking Academyサイトからアカウント登録をしましょう。

Cisco Networking Academyサイトから「Packet Tracer」のロゴを選択。

画像の真ん中にある「Introduction to Packet Tracer course」を選択。

「Sign up today!」にマウスを合わせ、「English」を選択。

次にメールアドレス、氏名の入力をします。

すべて入力し終えたら「Create Account」を選択。

チェックボックスを含めてすべて入力しないと「Create Accout」は選択できません。

次にCiscoのアカウントを作成をします。

すべて入力し終えたら「登録」を選択。

メール、氏名は初めから入力されているので入力不要で、会社名はSELFのままで大丈夫です

次にまた個人情報を入力します。

すべて入力し終えたら「Create Account」を選択。

すべて入力しないと「Create Accout」は選択できません。

「What is your practical experience in IT or networking?」はIT業界の経験年数を聞いています。

「Do you have a Disability?」は障害を抱えているか聞いています。

上の画面まで進むことができたらアカウント作成完了です。

次は、Cisco Networking AcademyサイトからPacket Tracerのダウンロードをしていきましょう。

「リソース」を選択し、その中にある「Packet Tracerのダウンロード」を選択。

Packet Tracerのダウンロード画面から、ご自身のパソコンに該当するOSのダウンロードを選択。

2021年4月時点ではバージョン8.0(英語)が最新版

ここからはmacOSバージョン8.0(英語版)のダウンロードを紹介してます。

Windowsの方は、Windowsデスクトップバージョンを選択してくださいね!

Packet Tracerのセットアップ画面が表示されたら、「続き」を選択。

ライセンス条項を読み「ライセンスに同意する。」にチェックをして「続き」を選択。

これでインストールの準備ができたので、「インストール」を選択。

この画面になればインストールは完了なので「終了」を選択。

これでPacket Tracerのダウンロードが完了です。

【初心者でもできる】Cisco Packet Tracerの使い方

Cisco Packet Tracerの使い方

ではPacket Tracerの使い方を解説していきます。

まずはインストールしたPacket Tracerを起動しましょう。

パソコンにインストールしたアプリ「Cisco Packet Tracer 8.0」をダブルクリック。

立ち上げると、ご自身で設定していただいたCiscoアカウントを入力してください。

Ciscoアカウントを一回入力してしまえば次回からは入力を求められません。

上記の画面になればPacket Tracerが正常に起動されています。

Packet Tracerで簡単なコマンドを実行してみる

では実際にネットワーク機器で使用されるCisco IOSモードを変えるコマンドを実行してみましょう。

Cisco IOSとは、ルーターやスイッチなどのCiscoのネットワーク機器に搭載されているCisco独自のソフトウェアのことです。

IOSモードの変更について

ルータやスイッチの設定はコマンドによる設定が一般的です。

IOSモードには主に3つのモードがあり、各モードで使用できるコマンドが制限されています。

  • ユーザーモード=モニタのコマンドだけ実行可能
  • 特権モード=ルータの設定コマンドだけ実行可能
  • グローバルコンフィグレーションモード=コントローラやインターフェイスの設定コマンドだけ実行可能

まずは、Packet Tracerを立ち上げてください。

画面上の左下にあるルータのアイコンを選択し、シスコ2811ルータのアイコンを選択

選択したらこのように禁止マークの状態になっていることを確認。

上記の真っ白な空白の部分にもう1度クリックするとルータが設置できます。

設置したルータをダブルクリックして、上記の画面上にある「CLI」を選択。

CLIからセットアップを対話式でするかと質問されるので、基本的に「no」を実行。

今どのユーザーモードか判断するには上記の赤枠の写真を参考すれば分かりやすいかと。

Router > 左はユーザーモードですね。Routerの部分がルータの名前で、「>」の部分がモードを表しています。

ユーザーモード(Router>)の状態から「enable」を実行。

特権モード(Router#)から「configure terminal」を実行。

グローバルコンフィグレーションモード(Router(config)#)に移行しているのを確認できたらコマンド操作は終了です。

しょう
しょう
実機もこのようにモードを変更しながら、ネットワーク機器の設定などしていきます^^

CCNAの練習問題にPacket Tracerを使用してみる

Packet Tracerでネットワーク機器の設置やコマンドの実行もできましたね!

次はCCNAの練習問題にも出題されるルーティングについて、パケットトレーサーを使用して動作や設定の仕方を確認していきましょう。

パソコンやスマホなど送信したデータを違うネットワークのパソコンやスマホにデータを届ける役割がある機器をルータ。(皆さんの自宅にもありますよね)

ルーティングは違うネットワークにデータを届ける仕組みのことです。

まずは、インストールしたPacket Tracerを起動しましょう。

Pakect Tracerの左下の赤枠を基本的に使用します。

最初はルータを設置しましょう。
ルータのアイコンから2811のルータを2つ設置。

次にPCを追加しましょう。

パソコンのアイコンからPCを2つ設置。

次にPCとルータをケーブルで繋げましょう。

繋げ方には雷マークのアイコンから「Cross-Over」ケーブルを選択した状態からPCやルータをクリック

クリックすると、どこのポートに接続するか選択できます。

今回は以下のように接続して下さい。

PC1は「FastEthernet0」に接続し、Router1には「FastEthernet0/0」を選択。

Router1の「FastEthernet0/1」からRouter2の「FastEthernet0/0」を選択。

Router2の「FastEthernet0/1」に接続しPC2には「FastEthernet0」を選択。

これでケーブル接続は完了です。

次にPCとルータにIPアドレスとサブネットマスクとゲートウェイを設定しましょう。

最初は、PCの設定をしていきましょう。
PC1をクリックし、画面の「Desktop」から、「IPConfiguration」を選択。

Interfaceは「FastEthernet0」「Static」にチェック

IPv4 Address:192.168.1.1

Subnet Mask:255.255.255.0

Default Gateway:192.168.1.2

同様にPC2も設定していきましょう。

Interfaceは「FastEthernet0」「Static」にチェック

IPv4 Address:192.168.3.1

Subnet Mask:255.255.255.0

Default Gateway:192.168.3.2

これでPCの設定は完了です。

次はルータの設定をしましょう。

ルータ1をクリックし、「CLI」を選択。

画像と同じコマンドを打って下さい。

①ルータ1のFastEthernet0/0のIPアドレス設定

②ルータ1のFastEthernet0/1のIPアドレス設定

③PC1から届くデータをルータ2に送信するルーティング設定

ルータ2も同様に設定しましょう。

①ルータ2のFastEthernet0/0のIPアドレス設定

②ルータ2のFastEthernet0/1のIPアドレス設定

③PC2から届くデータをルータ1に送信するルーティング設定

次にルータにルーティング設定したことが反映されているか確認しましょう。

ルータ1で「show ip route」コマンドを実行

「S 192.168.3.0/24 via 192.168.2.2」があればルーティング設定は反映されています。

ルータ2も確認してみましょう。

ルータ2で「show ip route」コマンドを実行

「S 192.168.1.0/24 via 192.168.2.1」があればルーティング設定は反映されています。

これでルータの設定は完了です。

次にネットワーク設定が完了したので、PC1からPC2にデータが届くのか確認してみましょう。

PC1をクリックし、画面の「Desktop」から、「CommandPrompt」を選択。

「ping 192.168.3.1」のコマンドを実行。

Pingコマンドは通信相手のネットワーク機器との通信ができるかを確認するためのコマンドです。

「Reply from 192.168.3.1: bytes=32 time<1ms TTL=126」が確認できたらPC2にデータが届いています。

「Request timed out」しかない場合はデータが届いてないので設定が間違っているのでパソコンやルータの設定を一度確認してください。

これでネットワークの疎通が確認できたのでルーティング設定は完了です。

お疲れさまでした。

しょう
しょう
ルーティング以外でもCCNAの練習問題はあるので、Packet Tracerを使用し実際に手を動かすことでより理解が深まると思います^^

これでPacket Tracerの解説は終わりです!

Twitterにてブログの更新などもツイートしているので、気軽に絡んでください^^

ではまた!

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