こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマー)
この記事では
- AWSエンジニアの仕事内容や将来性について知りたい
- AWSエンジニアになる方法について知りたい
- AWSエンジニアの年収について知りたい
AWS案件で働いたことのあるの僕が、上記について解説していきます。
僕はインフラ実務経験3ヶ月でAWS未経験のときに、上記条件でAWS案件のオファーがもらえました。
個人的にかなり良い待遇だと感じています。
AWSはそれだけ需要のある仕事で、高単価傾向にあるのは間違いありません。
僕がプログラマーを辞めてインフラエンジニアに転職した大きな理由の1つは、AWSに関わる仕事をメインにして年収を上げていきたいからでした。
ではさっそく解説していきます!
AWSとは?
AWSとは、Amazonが提供するクラウドサービスのこと。
AWSは世界でも日本でも最も利用されているパブリッククラウドサービスです。
AWS=Amazonのクラウドサービス
Azure=Microsoftのクラウドサービス
GCP=Googleのクラウドサービス
パブリッククラウド=広く個人や企業で利用できるクラウドサービス
AWSエンジニアとは?
AWSエンジニアとは、Amazonが提供するクラウドサービスであるAWSを利用して、インフラ環境を設計・構築・運用していくエンジニアです。
定義は人それぞれですが、インフラエンジニアの1つにAWSエンジニアがあると思ってもらえればいいかと思います。
AWSエンジニア(クラウド)、サーバエンジニア、ネットワークエンジニアはそれぞれ独立していますが、インフラの仕事内容が重なる部分もあります。
なのでAWS未経験だとしても、インフラエンジニアの経験があれば活躍することができますよ。
実際に10年以上インフラ経験のある方が、AWSを2〜3年経験しすぐに1人でAWSのインフラ環境を設計から構築まで担い大活躍していました。
サーバやネットワークの仕事を経験していれば、その経験がクラウドやAWSの仕事にも活かせるということですね。
【給料公開】AWSエンジニアの年収や平均年収はどれくらい?
AWSエンジニアの平均年収を調べましたが、あまり正確なものが見つかりませんでした。
なのでAWSエンジニアと比較しやすいインフラエンジニアの平均年収をお伝えします。
AWSエンジニアはインフラエンジニアよりも平均年収が高いと実感しています。
僕のこれまでの働き方と収入については下の表をご覧ください。
雇用形態 | 月給/月商 | 仕事内容 | 年数 |
---|---|---|---|
派遣の案件① | 30万円 | インフラ | 2020年11月(5ヶ月) |
派遣の案件② | 35万円 | AWS | 2021年3月(7ヶ月) |
派遣の案件③ | 40万円 | AWS | 2021年11月(8ヶ月) |
フリーランス | 77万円 | AWS | 2022年7月〜2023年3月(9ヶ月) |
インフラ未経験で月給約30万からスタートし、1年後には月給40万以上になりました。
その8ヶ月後にはフリーランスエンジニアへキャリアチェンジして月77万円(税込)まで収入が上がりましたね。
ちなみに、未経験や経験が浅いならまずは派遣エンジニアの選択もオススメです。
派遣エンジニアについては「 派遣エンジニアとは?リアルな年収や仕事内容を現役SEが解説 」の記事をご覧ください。
僕自身、1年半以上派遣で働いてきたおかげで年収を上げていくことができました。
そして2年以上の実務経験がある方は、フリーランスエンジニアの選択肢を入れるとさらに年収を上げていけるかと。
フリーランスエンジニアについては「 インフラエンジニアがフリーランスエンジニアになるまでの過程を解説 」の記事をご覧ください。
プログラマーの方にも参考になる内容となっています。
僕のインフラエンジニアの1年目について、詳しく知りたい方は下記のツイートをご覧ください。
AWSエンジニアの需要や将来性について
どうせ働くなら需要があって今後も伸びていく職業で働きたいですよね。
需要があると年収も上がりやすいですし、仕事が無くなる心配もありません。
僕は将来のことを考えてAWSの仕事に関わることを決め、実現することができました。
AWSエンジニアの需要や将来性は間違いなくあると思います。
将来性があるかどうかは、事業や業界に資金が集まるかどうかで分かります。
今回で言えば、以下2つで判断することができます。
- AWSのシェア(利用数)を伸ばすために会社が事業投資をしているか
- AWSを利用する企業が増えていくか、今後も利用されていくかどうか
資金が集まっている事業や業界に身を置くことで、平均より豊かになれるのだと分かりました。
当たり前のことなのですが、もっと早く気づきたかったです笑
では、AWSの将来性が間違いなくあるといえる3つの理由について解説していきます。
AWSエンジニアの需要や将来性がある3つの理由
- AWSはAmazonで1番利益が出ている事業
- クラウドサービスを利用するのが当たり前の時代に
- AWSは世界で1番利用されているクラウドサービス
①:AWSはAmazonで1番利益が出ている事業
アマゾンは世界の時価総額の中でもTOP5に入る大企業。(2023年11月時点)
誰でもAmazonで買い物をしたことがあると思いますが、
実はAmazonで1番利益が出ている事業はECではなく、AWSです。(売り上げが1番高いのはECです)
アマゾンのビジネスモデルが詳しく知りたい方は、書店に並んでいる本を1冊読めばある程度理解できると思います。
僕は下の本を読みましたが、かなり参考になりましたよ。
AWSが1番利益が出ている事業なのであれば、Amazonがさらに利益を伸ばすためにその事業に投資をしていくのは普通のことですよね。
実際にAWSは毎年リージョンが増えていますし、それだけ会社が投資しているということです。
オンプレ(オンプレミス)=クラウドと真逆で物理的にインフラを構築・運用すること
EC=オンラインショッピング
リージョン=クラウドサービスを提供する地域
②:クラウドサービスを利用するのが当たり前の時代に
AWSの東京リージョンが利用できるようになったのは2011年なので歴史は浅いですよね。
歴史が浅いということは、まだまだこれから利用する企業が増えるでしょうし、それにともなってAWSエンジニアの需要も高まっていくのだと僕は予想しています。
そして、10年経過した今では日本でもオンプレの環境をAWS(クラウド)に移行したり、インフラ環境を構築する際に最初からAWSを利用する流れが実際にありますよ。
インフラを新規で構築する際に、クラウドを利用するかどうか検討するのが当たり前になっています。
またオンプレにもクラウドどちらも利用するハイブリッドクラウドも実際にはありますね。
③:AWSは世界で1番利用されているクラウドサービス
AWSは世界で最も利用されているパブリッククラウドサービスです。
1番使われているクラウドサービスがAWS=AWSエンジニアの需要や将来性があるといえます。
- AWSのシェア(利用数)を伸ばすために会社が事業投資をしているか
- AWSを利用する企業が増えていくか、今後も利用されていくかどうか
主に上の2つが分かれば将来性があるかどうか判断しやすいですね。
将来性や需要があるかどうかを判断する時に、客観的な数字は重要な判断材料です。
もちろん、調べていく中での自分の直感も大事ですけどね。
AWSエンジニアの仕事内容は大きく分けて3つある
AWSエンジニアの仕事は、インフラ環境をクラウドで行うのでオンプレと似ている部分があります。
ただAWSなどのクラウドサービスは、マネージドサービスがあるので運用が楽になるというメリットがありますね。
- AWS環境のサーバやネットワークの運用保守
- AWS環境のサーバやネットワークの構築(インフラの構築)
- AWS環境のサーバやネットワークの設計(インフラの設計)
- オンプレのインフラ環境をAWSへ移設(インフラの移設)
- インフラ環境のコード化(Infrastructure as Code)
- データベースや監視ツールなどのミドルウェアの仕事
僕が今までに経験してきたことは、コード化やAWSの運用保守や構築業務などです。
未経験からAWSエンジニアになる方法
最初の方でも解説しましたが、AWSエンジニアはインフラエンジニアの中の1つです。
なので最初(未経験)からAWSエンジニアを目指しても問題ないです。
またインフラエンジニアに転職して、経験を積んでからAWSに方向転換しても問題ありません。
未経験からAWSエンジニアに転職する3ステップ
- 『未経験からインフラエンジニアになるには?』の記事を読む
- AWSの資格を取得する(SAAだけでOK)
- 転職活動を始める
①:『未経験からインフラエンジニアになるには?』の記事を読む
未経験からインフラエンジニアを目指す方法は、「 未経験からインフラエンジニアになるには?現役SEが徹底解説 」の記事をご覧ください。
AWSエンジニアを目指す方にも参考になるかと思います。
②:AWSの資格を取得する(SAAだけでOK)
AWSエンジニアを目指すのであれば、AWS資格を取得することをオススメします。
AWS資格の詳細は「 AWS認定資格の一覧や難易度、取得メリットを現役SEが徹底解説 」の記事をご覧ください。
資格取得するおすすめの順番なども解説しています。
僕はAWS資格を4つ取得しましたが、SAAの1つだけでも持っていれば問題ないという印象です。
ただし、未経験の場合はまずAWS入門資格のCLFに取り組むことをオススメします。
③:転職活動を始める
転職活動の際は派遣と正社員と両方で仕事を探しましょう。
僕としてはエンジニアを目指す未経験や経験者でも、派遣のメリットはかなりあると思っています。
僕自身、派遣で働けるメリットを大きく活用できました。
派遣と正社員で仕事を探し、オファー内容を比較するだけなのでリスクゼロで選択肢が広がりますよ。
派遣の詳細は「 派遣エンジニアとは?年収やメリットを現役SEが解説! 」の記事をご覧ください。
まとめ
AWSエンジニアとは、Amazonが提供するクラウドサービスであるAWSを利用して、インフラ環境を設計・構築・運用していくエンジニアです。
今もそしてこれからも世界のAWS需要は増えていくと考えられます。
それに伴い、AWSエンジニアの平均年収も高い水準を維持すると思われますね。
未経験からでもしっかりステップを踏めばAWSエンジニアにはなれますよ。
余談ですが、AWSの案件は待遇だけでなくリモートワークも、個人的にかなり満足していました。
最後に、AWSや資格について学びたい方は下の記事も参考にしてみてください。
ではこれでAWSエンジニアの解説は終わりです。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!