こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマーでした)
この記事では
- SESの会社を選ぶ際に気をつけることを知りたい
- SES優良企業の見分け方が知りたい
- 未経験の場合、入社するべきSESの基準が知りたい
実際にSES会社で働いていた僕が、こういった悩みを解決していきます。
まず大前提として給料や会社の規模に関係なく、
エンジニアの働く環境や待遇を良くしていこうと考えて、実践している会社は良い会社だと思っています。

それを踏まえた上でこの記事を読んでもらえると嬉しいです^^
Sエンジニアの働く環境を良くしていこうと考えて実践し、すでに結果が出ているSES会社の条件はこの記事を読んでいけば簡単にわかるようになります。
SESは働き方がどの会社もほぼ同じ。それなら待遇が良い会社やエンジニアのことを考えてくれている会社に入社したいと思うのは普通なことです。
ではこれから数字を交えながら未経験の方でもSES優良企業の基準がわかるように解説していきますね!


SESとは?
SESとはクライアント先にエンジニアを派遣する会社のことです。
労働力(時間)を提供(派遣)し、対価を得るビジネスモデル。
SESのメリットやデメリットを詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。


SES優良企業の求人の見分け方5選を紹介!


僕が思うエンジニアの働く環境を良くしていこうと考えて実践し、すでに結果が出ている企業の条件を書きます。
これから伝える条件は、会社のホームページを見ても調べられない可能性があります。
SES優良企業の5つの条件
- 純資産が毎年右肩上がり(簡単に調べられないので売り上げでもOK)
- 従業員が50名以上
- 単価と還元率を公開している
- 還元率65%以上(社会保険料など込み)
- 商流が浅い(案件が高単価になりやすい)
SESのビジネスモデルは派遣されている従業員が多ければ多いほど、案件の単価が高ければ高いほど利益が出ます。
このことを踏まえた上で5つの条件を見ていくと理解しやすいかと!
見分け方①:優良企業は純資産が毎年右肩上がり(売り上げでもOK)


SESの会社で純資産が右肩上がりであれば、不景気で従業員の稼働率が下がっても利益が出ている仕組みがあるということ。
利益があるのとないのでは、従業員の待遇にも関わってきますよね。
純資産を調べられない場合は、売り上げが一定もしくは右肩上がりか確認するのでも大丈夫です。
見分け方②:優良企業は従業員が50名以上


SESは基本的にエンジニアの人数が多いほど、会社の利益が大きくなります。
なぜならビジネスモデル的にエンジニアを派遣できれば売り上げが立つから。



もちろん仕事がなくエンジニアの稼働率が低ければ利益は少なくなります。
①で説明した売り上げが右肩上がり、一定であれば不景気でも営業力&取引先との信頼関係が築けているということですね。
見分け方③:優良企業は単価と還元率を公開している。


従業員が派遣されている案件の単価を公開している会社はかなり少ないです。
会社が受注する案件の単価が高くても、従業員の還元率が低ければ公開しようとならないですよね笑
つまり単価と還元率を公開しているということは、自社に自信がありエンジニアに還元しようとする姿勢がないと絶対にできないことです。
見分け方④:優良企業は還元率65%以上(社会保険料など込み)


単価と還元率を公開し還元率65%以上(社会保険料など込み)であれば、SES会社の平均より給料が高くなるはず。
正社員でこれだけの還元率があれば、魅力的に感じますね!
ちなみにSESは実務経験が積めれば、希望した仕事に関わりやすくもなります。



還元率が高く公開しているのであれば、エンジニアの希望した案件に参画できるよう動いてくれるかと^^
見分け方⑤:優良企業は商流が浅い(案件が高単価になりやすい)


先ほど還元率について書きましたが、高還率が高くても(65%以上)、案件自体の単価が低ければ給料も低くなります。
なので会社の取引先が優良企業が多かったり、商流が浅いことも給料に大きく関わってきます。
上の図にあるように、一次受けや二次受けの取引先が多いSES企業が高単価な案件を持っている傾向にある。
単価 ✖️ 還元率 = 給料
単価は商流が浅いほど高単価になる
優良企業の5つの条件を挙げてきましたが、結果的に大手や長く経営されているSES会社が働く環境として最適ということになります。
- 純資産が毎年右肩上がり(簡単に調べられないので売り上げでもOK)
- 従業員が50名以上
- 単価と還元率を公開している
- 還元率65%以上(社会保険料など込み)
- 商流が浅い(案件が高単価になりやすい)



注意が必要なのは大手であっても、エンジニアに積極的に還元していく姿勢があるかを見極める必要があります。
ただ今回紹介した5つの条件がそろってれば、経営も安定していてエンジニアに積極的に還元していく姿勢がある会社だという目安が分かりますよ!
SES優良企業の見分け方を知っても転職できるかは自分次第


SESの中で優良企業の条件を書きましたが、おそらく未経験の方では入社するのが難しいと思います。
なぜなら上記の条件が揃っている会社は、応募条件に実務経験〇年以上と記載されていることが多いからです。
少なくとも実務経験1年以上は必要かと!
職歴を増やさずに実務経験を1年だけ経験して優良企業に転職したい方は、派遣エンジニアとしてキャリアをスタートするのがかなりオススメです!



僕は派遣の働き方に変えたことで、半年で月収が2倍以上になりました^^
派遣の概要や年収などについては下の記事をご覧ください。


派遣の働き方を知らないのはかなり損ですし、もし過去に戻れるなら僕は派遣からキャリアをスタートさせます。
僕は初め知らなくてとても後悔しました。
SESと派遣両方で仕事を探し、内定がもらえたところを比べて仕事を選択すると満足いく転職ができるはずです。
【+α】未経験の状態でSES会社に転職する基準とは?


未経験からSESの会社に転職する場合の年収レンジは250万〜350万前後だと思ってもらえればいいかと。
もし仮に僕が未経験の状態でSESの正社員でしか転職したらダメ!という謎の条件があるなら(笑)、
従業員数50名を超えていて年収300万以上の会社を探すと思います。
あとは実務経験を積みながら将来の選択肢を増やしていく感じですかね。
経験からの転職で失敗を回避できる目安
- 従業員数50名を超えている
- SESで年収300万以上
上の2つの条件が達成できていれば、未経験からの転職で失敗を回避できる目安だと思ってもらえればいいかと!
ただもし年収が300万未満であれば、必ず派遣エンジニアで求人を探してみてください。
僕はインフラ未経験から派遣で時給2000円でした。(年収換算で384万円)
仮に時給が1700円で160時間働くとしたら年収が320万は超えます。



SESも派遣も客先に派遣されて働く形になるので働き方はほぼ同じですよ^^
派遣のメリットとデメリットは下の記事をご覧ください。


【まとめ】SES優良企業に転職できるスキルがあると人生が楽になるというお話


実務経験が1年以上あれば、今回お伝えした『優良企業』に転職することは可能です。
会社が倒産したり、現状に不満があったり、働きたい会社が見つかったらいつでも転職できる。



自分で仕事を選べるようになると、人生が楽になりますよね^^
経験を積んで自分自身の市場価値を高めることが、優良企業で働ける1番の近道だと思います。
SES優良企業の見分け方についての解説はこれで終わりです!
この記事が参考になれば嬉しいです。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!