こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマー )
この記事では
- リツアンSTCの詳細を知りたい
- リツアンSTCで働くメリットやデメリットを知りたい
- リツアンSTCで働くと年収がどのぐらい上がるのか知りたい
こういった悩みを、現役エンジニアの僕が解決していきます。
先に結論をお伝えするとリツアンSTCはエンジニアに少しでも多く還元していこうという、言葉だけでなく実践している素晴らしい企業の1つですね。
リツアン社員の方に直接色々質問したので参考になるかと。
ではさっそく解説していきます。
リツアンSTCとはどんな企業なのか?
リツアンSTCはSES・派遣をメインに事業を行っている会社です。
リツアンSTCの会社概要(2023年4月時点)
設立日 | 2007年9月28日 |
資本金 | 35,000,000円 |
代表者 | 代表取締役 野中久彰 |
役員 | 取締役副社長:平野世己 専務取締役:鈴木 祥 |
従業員数 | 811名(内勤・派遣・パート含む) |
平均年齢 | 32.2歳 |
従業員は800名以上いて、設立から16年以上も経っています。(2023年4月時点)
他社と比べてもマージン率が低いのがリツアンSTCの大きな特徴の1つです。
なのでSES・派遣会社の中でもトップクラスにエンジニアに還元している会社なのは間違いないですね。
そしてリツアンSTCの場合は社会保険料がマージン率に含まれています。
単価が100万円の場合、リツアンSTCでは68万円が給料となり、3年以上在籍している方はボーナス込みで換算すると約80万円となります。(ボーナス込みなので毎月80万円なわけではありません)
ですが社会保険料をマージン率に含めないで表記するSES会社もあります。
この会社をA社と呼ぶことにしますね。
どういうことかというとマージンが30%でエンジニアの還元率が70%と言いつつ、そこから会社が負担している社会保険料(年収によって変わるが約10%前後)もエンジニアに還元している70%の部分から社会保険料分さらに引かれます。
つまり単価100万円の場合、給料は60万円となります。
A社は還元率が70%で、リツアンの68%よりA社の方がエンジニアの給料が高い気がしますが、実際はリツアンの方が手取りが多くなりますね。(A社は70%の還元された中からさらに社会保険料が引かれるため)
もしリツアンが社会保険料をマージン率に含めないで表記するなら、エンジニアの還元率は約78%で3年在籍している人の還元率は約90%となります。
エンジニアにかなり還元しているのがわかるかと。
なので高還元率を謳っているSES企業で仕事を探す場合は、エンジニアの還元率からさらに社会保険料が引かれるのかどうかは確認しておきましょう。
そしてリツアンSTCでは10年在籍で『会社負担分の社会保険料』以外は全てエンジニアに還元されます。
リツアンSTCは「1円でも高い報酬を支払う」ことをミッションにしていますが、言葉だけでなく実際に実践し800名以上の方が在籍している実績がある企業です。
リツアンSTCの評判や口コミについて
openworkでリツアンSTCの口コミを見ることができます。
待遇の面に関して、ほとんどの方が満足していることが分かりますね。
全部の口コミを見たいかたはopenworkからご覧ください。
参考になる口コミを抜粋
・入社した理由:業務内容に対しての給料の高さ、エンジニアを正当に評価しようとする姿勢
・認識しておくべきこと:派遣先の単価によって給料が決定するため、ロースキルのエンジニアの場合、あまりリツアンの旨みを感じられない
・派遣先の8割が大企業、かつ派遣先の企業様へ引き抜かれてもOKなので、派遣先とのコネづくり&アピールに最適
・ブラックだらけのSES系のIT企業の中でもリツアンSTCは間違いなくホワイトだし、業界の中でも最高レベルの還元率なので入社すればほぼ確実に給料は上がる。
・自分でキャリアの方向性を考えて、営業にリクエストを出していかないと、長期的なキャリア形成が難しい。リクエストを出せば、対応してくれるので自分次第。
・社内の教育などはなく、自身のスキルアップは自分自身で準備した方がいい。
・女性でも働きやすく感じる。職種によるかもしれないが大手の企業への派遣が多いため安定して勤務できると思う。
openworkから引用
口コミをまとめると👇
リツアンの弱みは、キャリア形成は自分次第、派遣先によって働きやすさが変わるということでした。
リツアンの強みは給料が高く、エンジニアに還元している企業なのは間違いないこと。
自分の努力やこれまで培ってきた経験が、給料に反映されるのがリツアンの特徴ですね。
リツアンSTCに転職すると年収・給与は上がるのか?
SESや派遣で働いていて給料に不満のある方は、リツアンSTCに転職することで年収が上がる可能性が十分あります。
なぜならこれまでお伝えしてきたように、マージン率が低くエンジニアに還元していく体制が整っているからですね。
リツアンSTCの平均年収は668万円、4年目以降の場合は年収781万円となっています。
リツアンSTCに転職して60%の方が、年収100万円以上アップした方が60%とのこと。
現状に不安のある方は、1度リツアンSTCに応募することをオススメします。
リツアンの福利厚生、休暇制度、諸手当について
リツアンSTCの福利厚生、休暇制度、その他諸手当について解説します。
休暇制度
- 有給休暇
- 産休・育休
- 特別休暇
福利厚生、その他諸手当
社会保険完備 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 |
選択制DC | 加入は随時、掛け金変更は4月、10月 |
資格補助手当 | 受験費用が10万円未満の場合は半額支給、10万円以上の場合は一律5万円 (入社13か月後から申請可能 |
引越し補助 | 会社規定により15,000円~支給あり |
赴任手当 | 物件契約に関わる費用(家賃・共益費など毎月の賃料は除く)を上限15万円まで支給 赴任先が政令指定都市の場合、上限18万円(さらに手当支給で上がった所得税も上限3万円まで補填) |
リファラル手当 | 1人入社につき10万円+毎月5,000円 |
アシスト企画 | 取引開始にて5〜200万円 |
もぐもぐ手当 | 社外の方も含め、1人につき5,000円 |
福利厚生、休暇制度、その他諸手当についてわからないことや、気になる点があればリツアンSTCの面談時に確認しておきましょう。
リツアンSTCのデメリットについて
リツアンSTCのデメリット
- 未経験者を基本的に採用していない
- キャリアを自分でしっかりと考えていく必要がある
①:未経験者を基本的に採用していない
リツアンSTCは基本的に未経験採用をしていません。
最低でも実務経験が1年半以上は必要とのことです。
未経験から低マージンのリツアンSTCみたいな会社に入社できれば、助かる人も大勢いると思います。
ただどの会社も当たり前のことかもしれませんが、やはり未経験の方を高待遇で採用するのは難しいみたいですね。
なので未経験からエンジニアに転職する際は、正社員と派遣の両方で仕事を探すことをオススメします。
派遣エンジニアについては『派遣エンジニアとは?年収やメリットを現役SEが解説』の記事をご覧ください。
派遣と正社員の求人の両方で仕事を探すことで、選択肢がかなり広がりますよ。
僕自身インフラ未経験の時に派遣で1年8ヶ月働き、かなり満足いく結果が得られました。
②:キャリアを自分でしっかりと考えていく必要がある
どの会社に所属してもキャリアについて考えることは必要です。
特にリツアンSTCは自身のスキルや経験によって、年収が大きく左右されます。
つまり年収を上げていきたいのであれば、どんな経験を積んでいくかをある程度は決める必要があるかと。
もちろんキャリアについて相談することは可能だと思いますが、どんな仕事を選ぶかなどは結局自分で決めるしかありません。
リツアンSTCのメリットについて
リツアンSTCのメリット
- 平均年収が668万円と高い(4年目以降の平均は781万円)
- 常駐先に転職することも可能
- いつでも出戻りOK
- 雇用形態を選べる。フリーランスエンジニアとして働くこともできる
①:平均年収が668万円と高い(4年目以降の平均は781万円)
冒頭でもお伝えしましたがリツアンSTCはマージンが低く、エンジニアに還元する仕組みがあるので年収が高い傾向にあります。
SESや派遣で年収に不満のある方は、リツアンSTCに転職することで年収が大幅に上がる可能性がありますよ。
②:常駐先に転職することも可能
エンジニアの場合、常駐先で働いているとうちで正社員として働かないか?と声がかかる時があります。
リツアンSTCは常駐先に転職することを公に了承しているので、何の気兼ねもなく常駐先に転職することが可能です。
ここもリツアンSTCの大きな魅力の1つですね。
常駐先で転職した会社の一例
- 伊藤忠テクノソリューション
- NECネッツエスアイ
- レンドリース・ジャパン
- ヤマハ発動機
- ヤマハモーターパワープロダクツ
- 古河AS
- 村田機械
- デルタ総研
- CKD
- ASTI
- 東洋電装
- 明電舎
- 東京ラヂエーター製造
- PDエアロスペース
- クノールブレムゼ商用車システムジャパン
- 東光高岳
- あいおいニッセイ同和自動車研究所
③:いつでも出戻りOK
仮にリツアンSTCから別の会社に転職し、転職先に不満があった場合、リツアンSTCに出戻ることも可能です。
いつでも戻ってきていいと会社から公言されていると、転職をした後でも安心できますね。
④:雇用形態を選べる。フリーランスエンジニアとして働くこともできる
リツアンSTCの正社員で働くことはもちろん可能ですが、フリーランスエンジニアとして働くことも可能です。
例えば20代はフリーランスエンジニアとして働き、30代後半で正社員として働くこともできます。
リツアンSTCでは雇用形態(正社員、フリーランス)も選べて、常駐先に転職することも可能で、出戻りもいつでもOKということなので、エンジニアにとってはかなり嬉しい制度が整っているかと。
リツアン・フリーランスについては『リツアン・フリーランスの評判は?エージェントの特徴を徹底解説』の記事をご覧ください。
リツアンSTCで不採用にならないための対策について
リツアンSTCが面談で見ているポイントは主に2つあるとのこと。
- エンジニアとしてのスキルや経験
- コミュニケーション能力
リツアンSTCでは基本的に、最低でも実務経験1年半以上あるエンジニアを採用しています。
そしてコミュニケーション能力も見られるので、面接対策(練習)はしておきましょう。
まとめ
リツアンSTCはエンジニアが700名以上在籍しており、設立から16年以上もある会社です。(2023年4月時点)
2023年5月からリツアン・フリーランスも始めたりなど、新しいことにも挑戦しエンジニアに還元していく・エンジニアの選択肢を増やす仕組みを作っている素敵な会社だと感じました。
SESやフリーランスエンジニアみたいに、客先常駐の働き方が好きな方はリツアンSTCを転職先の候補としてかなりオススメできますよ。
ではこれでリツアンSTCについての解説は以上となります。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!