こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマー)
この記事では
- 派遣エンジニアの概要や年収について知りたい
- 派遣でエンジニアになる具体的な方法を知りたい
- 派遣でエンジニアのメリットやデメリットを知りたい
- 未経験や経験者の場合は派遣で働く場合どうなるのか知りたい
上記について、派遣エンジニアを1年8ヶ月経験してきた僕が解説していきます。
派遣は雇用の不安定、収入が低いというイメージの方もいると思います。
しかし派遣エンジニアに限ってはまったく別物です。
実際に働いて分かりましたが想像していたよりも、派遣エンジニアで働く魅力はかなり大きいですよ。
僕がインフラ未経験の時に、初めて派遣で参加したインフラ案件の時給は2000円。(2020年11月スタート)
月収と年収の目安(時給2000円の場合)
月収:2000円 ✖️160時間=32万円
年収:32万円 ✖️ 12ヶ月 = 384万円
未経験の僕は(当時27歳)派遣でインフラエンジニアの職種に転職し、前職に比べて月給で約1.5倍以上になりました。(前職は約月16万円)
僕がこれまで関わってきた派遣の案件を下の表にまとめました。
案件内容 | 給料 | 給料体制 | 期間 |
---|---|---|---|
インフラ手順作成 | 時給2000円 | 時給 | 2020年11月~2021年3月(5ヶ月) |
AWS運用保守 | 月給35万 | 月給制 | 2021年4月~10月(7ヶ月) |
AWS構築・運用保守 | 月給40万 | 月給制 | 2021年11月~2022年6月(8ヶ月) |
月給40万の案件は、契約書の時給ベースでいうと2500円です。
なので1時間の残業代は、2500円✕1.25=3125円になります。
未経験から派遣エンジニアとして働き、1年で月給40万円になれたのは個人的にかなり嬉しかったです。
そして派遣会社を複数登録することで仕事内容も100%自分で選べ、実務経験が積めてキャリア形成しやすいのも派遣エンジニアの大きなメリットだと実感しました。
未経験から派遣エンジニアを目指すならパーソルクロステクノロジーとAKKODiS(アコーディス)は登録必須ですね。
未経験や、SESから派遣エンジニアにシフトして、年収が上がった人や経験が積める案件に関われた人も何人もいますよ。
この記事ではこのように僕の実体験を元にエンジニア派遣の概要や、派遣エンジニアになる方法についてもお伝えしていきます。
僕は元プログラマーでJavaの実務経験が約半年あったので、派遣の営業の方から開発の案件も紹介されました。
ではさっそく解説していきます!
派遣エンジニアの評判は?実態を解説
まず派遣エンジニアについて解説する前に、派遣エンジニアの経験がある人の実態をお伝えしますね。
なぜなら実際に派遣エンジニアで働いたことのある人の体験は、かなり参考になるからです。
そしてTwitterでDM相談を受けることが多くあるので、そこで派遣エンジニアを選択し希望を叶えられている人も紹介していきますね!
もちろん僕自身、未経験から派遣エンジニアで働けて良かっと実感していますし、人生をやり直すことになってもまずは派遣でエンジニア経験を積んでいくことを選びますね。
僕は今インフラエンジニアとして働いているので、インフラ周りが多かったですがプログラマーも同様にメリットがありますよ。
ではこれから派遣エンジニアのメリットやデメリット、派遣の概要を解説していきます。
派遣エンジニアとは?雇用形態について
派遣エンジニアとは派遣会社に登録し、派遣会社から案件を紹介されて派遣先の会社で働く雇用形態のこと。
派遣にも雇用形態が大きく分けて3つあり1つ1つ解説していきます。
派遣の種類 | 特徴 |
---|---|
登録型派遣 | 契約期間の間だけ派遣先で働く(派遣はこれがメイン) |
常用型派遣 | 派遣会社と期間の定めのない契約をする=派遣会社の正社員 |
紹介予定派遣 | 最大半年働いた後に派遣先の正社員になるか決める |
実際に派遣で働くとしたら、基本的に登録型派遣が多いと思います。
①:登録型派遣
一般的な派遣でイメージする働き方は登録型派遣になります。
契約期間の間だけ働く契約です。
もちろん延長がもらえたりします。
僕もこれまで全て登録型派遣の契約で働いていました。派遣で働くとしたら登録型派遣で働くことが多いと思います。
②:常用型派遣(無期雇用)
常用型派遣は派遣会社の正社員として他の企業へ派遣される形になります。
派遣された企業との契約が切れても、給料はもらえます。
正社員と同じイメージを持ってもらえれば良いかと。
③:紹介予定派遣
紹介予定派遣とは契約期間が最大半年で契約終了後、本人が希望し、かつ派遣先の企業も採用したいとなれば正社員として働く形になります。
時給や働く環境が良さそうであれば検討する余地はあるかと。
ただ初期のキャリアで正社員になりたくない方にはオススメできません。
派遣で案件を探すとなると、基本は登録型派遣の案件になります。
紹介予定派遣はたまに見つかるぐらい。
案件の内容や待遇が良ければ、紹介予定派遣でもありと思ってもらえれば大丈夫です。
派遣エンジニアの年収と仕事内容について【給料公開】
派遣エンジニアの仕事内容は、システムの設計・構築・運用保守など正社員とほぼ変わらないです。
強いて言うなら、正社員と比べてマネジメント(管理)の仕事がないので、その分エンジニアの仕事に集中できますよ。
派遣エンジニアの年収は時給から計算できます。
未経験からだと時給1500円~2000円前後ぐらいの案件が見つかると思ってもらえれば。
月収と年収の目安(時給1800円)
月収:1800円 ✖️160時間=約29万円
年収:約29万円 ✖️ 12ヶ月 = 約350万円
プログラマー(開発)もインフラの案件も未経験の場合で時給1500円~2000円前後ぐらいで同じくらいでした。(若干インフラの方が時給が高い印象があります。)
リクルートの調べではインフラとプログラマーの平均時給は、2500円近くあるみたいですね。
三大都市圏(関東・東海・関西)2022年8月のデータ
僕は以前派遣で働いていたときは、時給2500円まで上がり平均と同じぐらいでした。
余談ですが、僕は元プログラマーでJavaの実務経験が約半年あったので派遣の営業の方から開発案件も紹介されました。
仕事内容はJavaやVBAの開発案件で時給2500円の案件など。(紹介された開発の案件の時給は全て2000円以上)
エンジニアは実務経験が積めれば選択肢と年収が増えるのは間違いないですね。
月に160時間の労働するのであれば、未経験でも年収350万前後ぐらいになると思います。
正社員SESの方でも半年から1年ほどの実務経験があれば、派遣エンジニアに切り替えれば年収450万前後ぐらいは狙っていけます。
参考までに僕が実際に1年8ヶ月分のいただいたお給料を下の表に記載しておきますね。
給料日 | 総労働時間(残業) | 総支給 | 備考 |
---|---|---|---|
2020年12月 | 150H(3H) | 301,500円 | ①案件:時給2000円 |
2021年1月 | 156H(7H) | 315,500円 | 〃 |
2021年2月 | 141H(1H) | 282,500円 | 〃 |
2021年3月 | 142.5H(1H) | 285,500円 | 時給2000円(①案件終了) |
2021年4月 | 173H(0H) | 346,000円 | ②案件:月給35万円(1日の労働時間7時間:契約書の時給2500円) |
2021年5月 | 150.75H(3.75H) | 361,719円 | 〃 |
2021年6月 | 133.75H(1H) | 374,219円 | 〃 |
2021年7月 | 151.25H(1H) | 372,656円 | 〃 |
2021年8月 | 145.75H(1H) | 367,969円 | 〃 |
2021年9月 | 155.5H(1H) | 376,563円 | 〃 |
2021年10月 | 156.75H(1H) | 402,344円 | 〃 |
2021年11月 | 150.25H(1H) | 360,156円 | 〃 |
2021年12月 | 91H(3H) | 386,875円 | ③案件:月給40万円(1日の労働時間8時間:契約書の時給2500円) 月の途中で参加し有給利用 |
2022年1月 | 91H(3H) | 460,938円 | 〃 |
2022年2月 | 169H(17.75H) | 455,469円 | 〃 |
2022年3月 | 151H(7H) | 421,875円 | 〃 |
2022年4月 | 188H(12H) | 437,500円 | 〃 |
2022年5月 | 144H(7.5H) | 423,438円 | 〃 |
2022年6月 | 180H(36H) | 513,750円 | 〃 |
2022年7月 | 191H(15H) | 446,875円 | 〃 |
僕は派遣で3つの案件に関わってきましたが、変わるたびに月給が上がっていき経験の積める現場にシフトしていくことができました。
では次に派遣エンジニアのデメリットやメリットについて解説していきます。
派遣エンジニアで働くデメリット3選
派遣エンジニアで働くデメリット3選
- 正社員と比べて雇用が不安定
- 雇用期間に上限がある
- 賃貸の審査やローンが通りづらくなる(一般的に)
では派遣で働く3つのデメリットについて解説していきます。
①:正社員と比べて不安定
派遣の場合は契約期間があるので、延長をしてもらえなければまた新しい案件を自分で探す必要があります。
ただ派遣会社は大手企業との繋がりが多いので、案件を複数持っています。
エンジニアであれば実務経験を積んでいけば、派遣であっても仕事に困ることはほぼありません。
僕はインフラ未経験でも派遣で仕事が見つかり、次の2つ目や3つ目の仕事もすぐに見つかりましたよ。
②:雇用期間の上限がある
派遣エンジニアが雇用される期間法律で決まっており、上限が3年です。
これは頭の片隅に入れておいた方がいいですね。
ただ、3年以上同じ派遣先で働くことが果たしてあるのか疑問です笑
派遣のメリットは後ほど解説しますが、派遣の良いところは柔軟に仕事を選べることですからね。
③:賃貸の審査やローンが通りづらくなる(一般的に)
僕自身派遣にシフトしてから、引越しもローンを組んだことはありません。
ただ一般的に派遣より正社員の方が賃貸の審査やローンが有利になると思います。
僕は過去に派遣はやめとけと言われたことがあり詳細は「 IT派遣エンジニアやめとけと言われたが実際に働いてみた感想について 」の記事をご覧ください。
派遣エンジニアで働くメリット5選
派遣で働くメリット5選
- 未経験でも年収が高い
- 仕事を選べる
- 未経験でも転職の選択肢が増える
- 派遣で仕事を変えても職歴が汚れづらい
- 実務経験を積める(さらに収入が上がっていく)
①:派遣エンジニアは未経験でも年収が高い
冒頭でお伝えしたように僕が実際に探した時は、未経験からだと時給が1500円~2000円前後でした。
月収と年収の目安(時給1800円)
月収:1800円 ✖️160時間=約29万円
年収:約29万円 ✖️ 12ヶ月 = 約350万円
未経験で年収350万前後なら悪くないと思いますが、個人の解釈により変わりますね。
ただ派遣エンジニアとして1年経験できれば、大幅に時給を上げれますよ。
未経験からエンジニア正社員の場合は、1年経過しても昇給で基本給が1万円前後UPのことも普通にあると思います。
ただ派遣なら1年経過し、案件を変えれば月5万前後は上がるかと。
僕の場合は2000円スタートで、約半年後に新しい案件に切り替えて時給が2500円に上がりました。
毎月160時間働く計算だと8万円の月給が上がったことになります。
経験が浅いうちは、特に正社員より派遣エンジニアの方が給料が高い傾向がありますね。
②:派遣エンジニアは仕事を選べる
派遣会社に複数登録すれば色々な仕事が見つかりますし、紹介もされます。
正社員で1つの会社の案件(仕事)より、派遣会社に複数登録したほうが案件(仕事)が多いので選択肢が多いのは当たり前ですね。
正社員だとそもそも仕事を選べる会社は少ないですし、派遣の場合は100%自分で仕事を選べます。
経験が積めるか心配な方もいると思いますが、案件を自分で選べるので経験を積むことは普通にできますよ。
実際に現場に入って微妙だと感じれば案件をすぐに変えれば良いだけですし、これは正社員だと中々できないことです。(正社員の場合は仕事をすぐ辞めたら転職回数を無駄に増やすことに繋がりますからね笑)
例えば僕自身AWSの実務経験は一切なかったですが、AWSに興味があって派遣会社の方にその旨を伝えたらAWS案件を紹介してもらいオファーがもらえました。
きちんと派遣会社の方とコミュニケーションを取り、経験を積んでいき信頼関係を築けていけば望んだ仕事に関わりやすくなりますよ。
③:派遣を活用すれば未経験でも転職の選択肢が増える
未経験の場合はエンジニア転職の選択肢が少ないです。
ただ正社員だけでなく、派遣も視野に入れると選択肢が増えます。
正社員も派遣でも仕事を探して、自分に合った条件で働くことをオススメします。
単純に派遣の選択肢を知らないだけの場合が多いと思いますが、最初から正社員だけに絞る必要はないんですよね。
派遣だけにこだわる必要は1つもないですが、正社員だけにこだわる必要も1つもないです。
経験を積んでから、こだわって(絞って)いけば良いんじゃないかと!
④:派遣エンジニアは仕事(案件)を変えても職歴が汚れない
エンジニアは実務経験1年あれば、転職して年収を上げることは割と簡単だと思います。
ただ正社員の場合、1年で転職すると職歴が増えてあまり良い印象にはならないですよね。
派遣なら1年で案件を変えても、転職回数が増えたことにはなりません。(そもそも半年などの短期の案件もあります)
僕の場合は5ヶ月や7ヶ月で案件を変えてましたが、それは仕事をしながら今よりも魅力的な案件のオファーをもらえたので変えました。
最初から1年の実務経験が積めたら転職すると考えている方は、最初から正社員ではなく派遣の方がオススメです。
派遣エンジニアの場合
- 案件を変えても職歴が汚れない
- 1年で派遣の案件を辞めても周りに(ほぼ)迷惑がかからない
- 1年で辞めることを前提に、年収を上げていく計画を立てるなら派遣がオススメ。
⑤:派遣エンジニアは実務経験を積める(さらに年収が上がっていく)
派遣エンジニアの場合、正社員と比べて管理業務が少なく開発とは関係がない社内イベントなどがありません。
その分エンジニアの業務に集中できるので経験を積みやすいです。
さらに派遣の場合は案件を変えた時に収入が一気に上がる可能性があります。(僕もそうでした)
メリットとデメリットとは別に派遣エンジニアの特徴を2つ紹介
これからお伝えすることは、メリットかデメリットになるかは人によるので、派遣の特徴として2つご紹介します。
派遣エンジニアの2つの特徴
- 残業は基本的に少ない傾向にある
- 会社との関係が希薄になる(人間関係など)
①:残業は基本的に少ない傾向にある
派遣社員が残業すればするほど残業代を払わなくてはいけないので、残業をさせない傾向にあります。
もちろん現場次第ですが。
仮に残業したとしても、その分しっかりと残業代が出ます。
前職のSESの会社では月に20時間残業しても残業代が出ない会社でした。
エンジニアの求人では固定残業代込(10~30時間など)の月給が多い。(SESではほとんど固定残業代が月給に含まれている)
残業代がしっかり出るのも派遣の良いところです。
僕は残業を避けたいタイプなので基本残業をしないようにしていました笑
②:会社との関係が希薄になる(人間関係など)
会社の行事に参加することがない=派遣先の会社や人間関係が希薄になる傾向がある。
それが嬉しいと感じる方もいれば、もっと会社や人に関わっていきたい方もいると思うのでメリットとデメリットには入れないでおきました。(自分から積極的に関わっていくことはもちろんできます)
では次に僕が未経験から派遣エンジニアを選択した理由について解説していきます。
未経験から派遣エンジニアを目指した5つの理由
では派遣エンジニアが、未経験におすすめな5つの理由について解説していきますね。
僕が未経験から派遣エンジニアを目指した理由でもあります。
派遣エンジニアが未経験におすすめな5つの理由
- SESより給料が高い
- 給料をリスクなく短期間で大きく上げていける
- 好きな仕事を選べる
- 現場を変えられる
- キャリア形成がしやすい
①:SESより給料が高い
SESも派遣も働き方はほぼ同じですが、基本的に給料は派遣の方が高いです。
同じ働き方なので、仕事が選べて給料が高い派遣を選択しました。
正社員は社員を雇用し続けないといけないリスクがあるので給料が低めなのは仕方ないです。
派遣は解雇しやすいので給料が高めということですね。
SESと派遣の違いについては「 SESと派遣の違いは?どっちがいい?両方経験した現役SEが解説してみた 」の記事をご覧ください。
ただ僕の考えですが派遣エンジニアに転職さえしてしまえば、雇用のリスクはほぼ無いです。
僕自身未経験の時に初めての派遣案件はコロナ真っ只中でしたし、2つ目の派遣案件に内定がもらえたのは緊急事態宣言の時でした。
エンジニアは需要があり1度現場に入れば、そのあとは何かしら継続して仕事が見つかりますよ。
②:給料をリスクなく短期間で大きく上げていける
派遣であれ正社員であれ年収(時給)が大きく上がる時は仕事を変える時です。
僕自身新しい案件に切り替えるたびに給料が上がりました。
①案件:月給約30万(5ヶ月)→②案件:月給35万(7ヶ月)→③案件:月給40万(8ヶ月)
未経験からエンジニアに転職して実務経験を1年積んで1年ごとに仕事を変えれば年収は大きく上がるんですよね。
派遣の場合は1年ごとに案件を変えても職歴は汚れません。
ただ正社員で給料が上がるからといって、1年単位で仕事を変えるのは職歴が汚れてしまいますよね。
僕は派遣エンジニアで1年ごとに案件を変えて年収を上げる方法を人に勧められますが、正社員で1年ごとに転職して年収を上げる方法を人にあまり勧められません。
③:好きな仕事を選べる
派遣エンジニアの場合100%自分で仕事を選べます。
ですが正社員だと好きに選べない、選びづらいので派遣エンジニアを選択しました。
自分で仕事内容を分かった上で働けるメリットはかなり大きいです。
④:現場を変えられる
経験が積めない現場に入ったり、
関わりたくない人がいたり、
過酷な労働環境だった場合、
派遣エンジニアならすぐに現場を変えることができます。
1年働いて違う経験が積みたいと思えばすぐに変えられるのも派遣の大きな魅力だと感じています。
しかも案件を変える時は時給も上がることが多いです。
⑤:キャリア形成がしやすい
職歴が汚れない、好きな仕事を選べる、現場をすぐに変えることができるということは、キャリア形成がしやすいということです。
エンジニア未経験の状態で正社員だと好きな仕事を選べない、現場をすぐに変えることができません。
なので僕はインフラ完全未経験の状態で、派遣エンジニアを選びました。
そして僕は派遣で1年8ヶ月の間、経験を積むほど選択肢が増えて、税込みで月77万円のフリーランスエンジニアとして働くことができました。
フリーランスエンジニアになる方法については「 インフラエンジニアがフリーランスエンジニアになるまでの過程を解説 」の記事をご覧ください。
将来フリーランスエンジニアを目指している方も、初期のキャリアで派遣を選択するのは全然ありかと。
では次に派遣でエンジニアに転職する方法を解説していきます。
派遣でエンジニアに転職する具体的な方法
派遣でエンジニアになるには、大きく2つの方法があります。
*前提として派遣会社にすでに登録していること。(オススメな派遣会社は後ほどお伝えします。)
パターン1
- 案件に自ら応募する
- 派遣会社内で応募者を選考する
- 派遣会社内で選考に受かれば、紹介先まで職場見学(面談)にいく(オンラインの場合もある)
- 後日内定かどうか連絡が来る
パターン1は自分で案件を探して、興味がある案件に応募する方法です。
パターン2
- 登録した派遣会社から紹介したい案件があると連絡が来る(メール or 電話)
- 案件に興味があれば相手に興味があると伝える
- 紹介先まで職場見学(面談)にいく(オンラインの場合もある)
- 後日内定かどうか連絡が来る
パターン2は派遣会社からの紹介です。
では次に実際に僕が登録してオススメできる派遣会社をこれから紹介していきます。
おすすめの派遣会社を3つ紹介!【結論】登録すれば未経験でも転職できる
これから紹介する派遣会社に複数登録すれば、未経験であったとしてもエンジニアの案件がほぼ確実に見つかります。
僕が探していた時期はコロナで案件が減っている最中でしたが、案件が見つかったり複数案件を紹介されたりしましたよ。
実際に僕が登録したオススメの派遣会社3選
- パーソルクロステクノロジー
- AKKODiS(アコーディス)
- type IT派遣
派遣会社に登録することでサイトに掲載されていない案件や、新しく入ってきた案件が派遣会社からメールや電話で紹介されたりします。
なので複数の派遣会社に登録しておいたほうが絶対にいいです。
複数登録しておくことで良い競争が生まれ、待遇の良い案件を紹介してもらいやすくなりますよ。
僕自身、派遣会社に複数登録していたので紹介も多くいただけました。
では1つ1つオススメの派遣会社をお伝えしていきますね!
①:パーソルクロステクノロジー
パーソルクロステクノロジーは1973年に設立し、dodaと同じパーソルグループで登録必須ですね。
ITエンジニアに特化し、派遣会社の大手であり案件が豊富で時給も高いですよ。
歴史あるエンジニア派遣会社で、福利厚生が1番充実しているので未経験の方にもオススメです。
詳細は「 マージン率や離職率は?パーソルクロステクノロジーの評判や年収について 」の記事をご覧ください。
\ 登録や案件紹介など全て無料 /
②:AKKODiS(アコーディス)
AKKODiSは派遣でも正社員でも働くことができる柔軟性がある会社です。
AKKODiSは海外でも事業展開している人材会社のアデコグループです。
今回紹介する会社の中で、もっとも未経験から転職しやすい派遣会社だと感じています。
もちろん案件も豊富ですし時給も高いです。
派遣でも正社員でも両方視野に入れている方は、確実に登録しておきましょう。
詳細は「 AKKODiSの評判や年収について現役が解説 」の記事をご覧ください。
\ 登録や案件紹介など全て無料 /
③:type IT派遣
1年以上のエンジニア経験がある方はtype IT派遣も登録して仕事を探すことをおすすめします。
求人数が豊富で時給もかなり高めです。
実務経験が1年以上ある方は登録しておきましょう。
\ 登録や案件紹介など全て無料 /
これで一通りおすすめのエンジニア派遣会社について紹介してきました。
未経験の場合は選択肢が少ないので派遣エンジニアを目指すのであれば、パーソルクロステクノロジーとAKKODiS (アコーディス)は必ず登録しておきましょう。
基本的に派遣会社に登録後、最初だけ通話して現在の転職の状況などを聞かれます。(対面の場合もあり)
それ以降は案件の紹介がない限り、電話がかかってくることはありません。
派遣会社の方が案件を紹介してくれるので、僕にとって仕事のパートナーとも言えます。
派遣会社とのメールのやり取りをしっかりするだけで好印象が持たれます。
良い案件を紹介してもらえる確率が上がりますよ(当たり前のことですが笑)
派遣会社にはそれぞれご自身のスキルを書く機会があると思いますが、未経験であっても経験があることにはチェックを入れたり記入したりしましょう。(エクセルなどでも)
未経験であっても少しでも自分をアピールできる部分があるなら、記入した方が絶対にお得ですよ。
時給の上げ方のコツは「 エンジニア派遣会社おすすめ3選を現役SEが厳選 」の記事をご覧ください。
先ほど紹介した派遣会社を複数登録すれば仕事が見つかると思いますが、もし見つからない場合リクナビ派遣も活用しましょう。
無期雇用の派遣エンジニアとして働くのもあり
無期雇用派遣で抑えておくポイント
- 派遣先で働いていない期間でも給与の支給がある
- 「派遣の3年ルール」に該当しないため、同じ職場で長期間働くことができる
- 福利厚生、厚生年金、正社員とほぼ同じ
これまで基本的に有期雇用の派遣会社をご紹介してきましたが、正社員と同様の福利厚生を手に入れつつ派遣のメリットも手に入れたい方は無期雇用で働くのもありです。
無期雇用は正社員とほぼ変わらないと思ってもらえれば良いかと。
詳細は下の記事をご覧ください。
そして無期雇用派遣でエンジニアを採用しているオススメの会社はリツアンSTCですね。
リツアンSTCはマージン率が低いため、エンジニアの年収に還元されやすくなっています。
リツアンSTCで働く魅力は年収が上がる可能性が高いことです。
ただそのかわり入社するためには実務経験が1年半以上は必要ですね。
詳細は「 株式会社リツアンSTCとは?評判や平均年収について現役SEが解説 」の記事をご覧ください。
リツアンSTCはフリーランスエージェントのサービスも始めたので、将来フリーランスエンジニアで働くことを視野に入れている方にもオススメな会社です。
【まとめ】SESと比べても派遣エンジニアの働き方はオススメ
まとめ
- 未経験から派遣でエンジニアを目指すのはオススメ
- 派遣エンジニアは正社員より給料が高い傾向にある
- 派遣は仕事が選べて、柔軟にキャリア形成できる
未経験からエンジニアを目指す場合、派遣でも正社員でもどちらでも問題ないです。
未経験の方は正社員と派遣で求人を探し、オファーがもらえたところの待遇などで、派遣か正社員のどちらで働くかを改めて考えればいいかと。
僕も実際に派遣で働いたので分かるのですが、経験者の方も派遣で実際に案件を紹介してもらうと、予想よりも高待遇なことに気がつくはず。
オススメの派遣会社3選
派遣会社の登録は簡単にできますし仕事を探すのはリスクゼロで、転職に成功すればリターンが大きいので行動する価値はかなりかと。
未経験からの転職や、経験詰めなくて悩んだり不安な人もいるかもですが、エンジニアは頑張ったことが報われやすい職業ですよ。
初めが1番大変だと思いますが、応援しています。
この記事がエンジニア転職の参考になれば嬉しいです。
ではこれで派遣エンジニアの解説はこれで終わります。
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ではまた!