こんにちはインフラエンジニアのしょうです!
この記事では
- CCNAのシミュレーション問題は復活している?
- CCNAのシミュレーション問題の内容を知りたい
- CCNAのシミュレーション問題の対策を知りたい
上記について解説していきます。
CCNAは2020年2月24日に大幅に改正された際に、シミュレーション問題はなくなったんですよね。
僕自身2021年2月にCCNAを取得しましたが、当時はシミュレーション問題が廃止されていました。
ただ現在CCNA試験に、シミュレーション問題が出題されているか気になる方もいると思います。
結論を先にお伝えすると、CCNAのシミュレーション問題は復活しています。(2023年10月時点)
シミュレーション問題が復活したと聞いて不安な方もいると思います。
ただシミュレーション問題の対策やCCNAの勉強方法もご紹介していくのでご安心ください。
ではさっそく解説していきます!
CCNAのシミュレーション問題が復活しました【2023年8月時点】
2023年からCCNAのシミュレーション問題は復活したみたいですね。
Cisco公式からシミュレーション問題について廃止や出題のアナウンスはありませんでした。
しかし2023年から試験をしたCCNA受験者のSNS投稿で明らかになっています。
今のところシミュレーション問題は2問ほどしか出題されないみたいですね。
2問だけですがシミュレーション問題の対策をして損はありません。
CCNAのシミュレーション問題が廃止・なくなった時期について
CCNAは2020年2月に大幅に改正され、改正後はシミュレーション問題は廃止されていました。
僕自身2021年2月にCCNAを取得しましたが、シミュレーション問題はなかったですね。
こちらも公式からアナウンスはありませんが、2020年2月〜2022年12月辺りまでがシミュレーション問題が廃止されていた時期だと思います。
では次にCCNAのシミュレーション問題について解説していきますね。
CCNAシミュレーション問題の試験内容について【200-301】
シミュレーション問題は、出題された内容から画面上でコマンドを入力し設定していく問題です。
Cisco公式サイトがCCNA試験問題の出題内容についてチュートリアル動画を公開しています。
この動画を見ればシミュレーション問題のイメージができますね。
チュートリアルを確認するには、Ciscoアカウントに登録する必要があります(無料です)
Ciscoアカウントを作成していない方は「 CCNA試験の申し込み&受験方法 」の記事を参考にアカウントを作成してください。
チュートリアル動画を見てわかるかと思いますが、未経験者には難しい内容になっていますよ。
そのため次にシミュレーション問題の対策について解説していきます。
CCNAシミュレーション問題の対策4選
CCNAのシミュレーション問題の対策は4つあるので解説していきます。
シミュレーション問題はつまり、CCNAのコマンド問題ですね!
コマンド問題の覚え方は、問題集を取り組んだりパケットトレーサーを活用する方法があります。
①:Ping-t
Ping-tは資格の問題集サイトで、CCNAだけではなくLPICやAWSなどの問題集もあります。
Ping-tもCCNAのシミュレーション問題の対策が豊富にありますよ。
ただシミュレーション問題を解くには、プレミアムコンテンツを購入する必要があります。
期間 | 料金(税込) |
---|---|
1ヶ月 | 2,400円 |
2ヶ月 | 3,200円 |
3ヶ月 | 3,800円 |
6ヶ月 | 4,800円 |
12ヶ月 | 6,800円 |
24ヶ月 | 9,800円 |
36ヶ月 | 12,800円 |
お金はかかりますが、CCNAを取得するならPing-tを利用するのはオススメですよ。
問題集としてかなり優れていますし、僕も活用しました。
CCNAの具体的な勉強方法を知りたい方は「 【独学】CCNAに一発合格した勉強方法!1ヶ月で合格【200-301】 」の記事をご覧ください。
②:Cisco公式サイト
Cisco公式サイトから提供されているCCNA模擬試験があります。
内容は15問のシミュレーション問題を含む、300問近くあるCCNA模擬試験となっていますね。
Ciscoが提供しているので、最新のCCNAから出る知識やスキルを習得することが可能です。
CCNA模擬試験は無料ではなく、有料$79(11,455円)と値段がそこそこ高いですね。
③:Cisco機器
Cisco機器を利用してシミュレーション問題の対策も可能となります。
こちらは学習サイトや試験対策本と合わせて行う勉強方法となるのですが、ハンズオンして理解しながら対策したい方にはオススメです。
僕自身Cisco機器を購入したことはありませんが、ネットワーク機器を購入して勉強している知り合いがいるので教えてもらったことをこれから解説していきますね。
スイッチやルータはヤフオクやPayPayフリマなど中古でも多く出回っており、お手頃な価格でまとめて購入することもできます。
Ping-tを利用した後に、実機でも触って勉強したい方は購入するのもありなんじゃないかと。
ネットワーク用途 | 機器名 | 中古価格(2023年8月時点) |
---|---|---|
ルータ | Cisco891FJ | 約5000円 |
L2スイッチ | Catalyst2960 | 約10000円 |
またパソコンとルータやスイッチを繋げるコンソールケーブルも必要になります。
パソコンOS | ケーブル名 | 価格(2023年8月時点) |
---|---|---|
Windous | コンソールケーブル | 約900円 |
Windous | USBシリアル変換ケーブル | 約2500円 |
Mac | TypeCコンソールケーブル | 約1900円 |
最後にルータとスイッチ、ルータやスイッチ同士で接続するLANケーブルも必要です。
LANケーブル(数m) | 価格(2023年8月) |
---|---|
LANケーブル(3m) | 約270円 |
LANケーブル(5m) | 約370円 |
LANケーブル(10m) | 約670円 |
準備する物は多いですが、CCNAの上位資格のCCNPの勉強やトラブルシューティングでも利用できます。
機器を使うことがなくなっても、まとめてヤフオクなどで売ることもできるので処分も可能です。
ただお金をそこまでかけたくない、CCNAの対策だけしたい方は無料でシミュレーションができるCiscoパケットトレーサーがオススメです。
④:パケットトレーサー
Ciscoパケットトレーサーとは、Cisco製のネットワーク機器を画面上で操作できるネットワークシミュレータツールのことです。
CCNAシミュレーション問題に出るVLANやルーティングなどの基本的な機能はシミュレーションができます。
またCiscoが無料で提供してるツールで、ITスクールの教材でも使われていますよ。
Ciscoパケットトレーサーのダウンロードや具体的な使い方は「 Cisco Packet Tracerの使い方やダウンロード方法 」の記事をご覧ください。
【まとめ】CCNAシミュレーション問題の対策方法!
CCNAシュミレーション問題の対策
- Ping-t
- Cisco公式サイト
- Cisco機器
- パケットトレーサー
CCNAの受験料(42,900円税込)はとても高いので、しっかり試験対策をするのをオススメします。
難易度については「 CCNAのリアルな難易度と勉強時間を現役SEが解説 」の記事をご覧ください。
CCNAに一発で合格目指すためにもお金をかけられるところは使って、出し惜しみをせず対策した方が無難です。
ではこれで解説を終わります。
CCNAの資格勉強は大変だと思いますが応援しています!
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!