AWSクラウドプラクティショナーの難易度UP！CLF-C02は難しい？

こんにちはインフラエンジニアのしょうです！（元プログラマー）

この記事では

上記について、AWSクラウドプラクティショナー試験に合格した僕が解説していきます。

AWS認定Cloud Practitioner（クラウドプラクティショナー）は、2023年9月19日にCLF-C01からCLF-C02の試験にアップデートしました。

結論バージョンアップしたことにより、クラウドプラクティショナーの難易度は上がっていますよ。

AWS資格の種類や、取得するおすすめの順番を先に知りたい方は「 AWS認定資格の一覧や難易度、取得メリットを現役SEが徹底解説 」の記事をご覧ください。

前半ではCLF-C01とCLF-C02の違い、後半では難易度を解説していきます！

AWS認定クラウドプラクティショナーとは？（CLF-C02）

AWS認定クラウドプラクティショナー（AWS Certified Cloud Practitioner）の略称はCLFです。

CLFは基礎コースの資格であり、上記写真のように『6ヶ月間の基礎的なAWSクラウドと業界知識』と記載がありますね。

ただ未経験の方でも、しっかり試験対策を行えば合格できます。

AWS CLFの試験概要

試験日	いつでも受験できる（土日もOK）
試験時間	90分
試験場所	テストセンター or 自宅
試験ver.	CLF-C02
受験料金	12,100円（税込）
問題形式	全て選択問題（複数選択もある）
問題数	65問
合格点	1000点満点中、700点以上
合格率	非公開
難易度	初級、初心者向け
有効期限	3年間

【改訂】CLF-C01とCLF-C02の違い

AWS認定Cloud Practitioner（クラウドプラクティショナー）は、2023年9月19日にCLF-C01からCLF-C02の試験にアップデートしました。

　CLF-C01とCLF-C02の違い

では旧試験と新試験の違いを解説していきます。

①：採点割合が変更

AWSクラウドプラクティショナーの採点割合は、CLF-C02にアップデートし変更されました。

CLF-C01（旧試験）

分野	採点割合
クラウドのコンセプト	26%
セキュリティとコンプライアンス	25%
クラウドテクノロジーとサービス	33％
請求、料金、サポート	16%

CLF-C02（新試験）

分野	採点割合	増減
クラウドのコンセプト	24%	-2%
セキュリティとコンプライアンス	30%	+5%
クラウドテクノロジーとサービス	34%	+1%
請求、料金、サポート	12%	-4%

②：試験範囲が広がった

CLF-C01ではAWSのサービス数が約65でしたが、CLF-C02にアップデートしサービス数が約130ほどに増加しました。

つまり倍近く試験範囲が広がったということですね。

 CLF-C02の試験ガイド

カテゴリー	サービス数
分析	9
アプリケーション統合	4
ビジネスアプリケーション	2
クラウド財務管理	5
コンピューティング	7
コンテナ	3
カスタマーエンゲージメント	4
データベース	5
デベロッパーツール	11
エンドユーザーコンピューティング	3
フロントエンドのウェブとモバイル	3
IoT	2
機械学習	9
マネジメントとガバナンス	18
移行と転送	7
ネットワークとコンテンツ配信	7
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス	18
サーバーレス	2
ストレージ	8

AWSクラウドプラクティショナーの難易度UP【CLF-C02】

2023年9月19日にCLF-C01から、CLF-C02の試験にアップデートし難易度は上がりました。

なぜならCLF-C02で試験範囲が広がり、学習範囲が広がったからです。

ただ問われる試験問題の内容は、以前のバージョンと同様にシンプルです。

【公式】AWS模擬試験(CLF-C02)

AWS模擬試験がそのまま出題されたりはしませんが、CLFでは短文の問題が多いですね。

AWS SAAでは長文の問題が出題されたりするので、難易度が高いですよ。

目安は表を参考にして下さい

資格名	難易度	勉強期間
AWS CLF-C02		1.5ヶ月
AWS SAA-C03		3ヶ月
CCNA		3ヶ月
LPIC Level1		3ヶ月

インフラ資格で有名な他の資格と、難易度を比べましたがやはりCLFが1番難易度が優しいです。

そして初心者の場合AWSクラウドプラクティショナーに、必要な勉強時間は60時間前後が目安となります。

最短で合格する勉強方法は「 【10日で合格】AWS認定クラウドプラクティショナーの勉強方法 」の記事をご覧ください。

ではこれで解説を終わります。