こんにちはインフラエンジニアのしょうです!
この記事では
- AWS SAAを実際に受験した人の感想や難易度について知りたい
- AWS SAAの合格率を上げ、最短で合格できる勉強方法が知りたい
- AWS SAAに合格するために必要な時間について知りたい
- 未経験でも合格できるか知りたい
上記についてAWS資格含めて、IT資格を8つ取得した僕が解説していきます。
8つ取得した中で、AWS SAAは3番目に番難しいと感じた資格です。
AWS SAAに合格した際の当時はAWS初心者で、AWSやインフラの実務経験はゼロでした。
そして2022年9月時点でAWS SAA-C02から、AWS SAA-C03にバージョンアップしさらに難易度が上がった印象です。
僕の知人も2023年8月にAWS SAAを受験しましたが一度落ちています。
なのでこの記事ではAWS SAAの難易度と合わせて、未経験でも合格できる勉強方法も合わせて解説していきますね!
ではさっそく解説していきます。
AWS SAA-C03とは?
AWS SAAとは、AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイトの略称のことです。
そしてAWS資格は全12種類あり、SAAはその中で1番知名度のある資格ですよ!
AWS全資格の詳細や、取得するおすすめの順番を知りたい方は「 AWS認定資格の一覧や難易度、取得メリットを現役SEが解説 」の記事をご覧ください。
AWS SAAとは
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。
公式サイト
この認定の焦点は、コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計にあり、AWS Well-Architected フレームワークに関する深い理解を示します。
AWS SAAの試験内容
問題形式 | 複数の選択肢と複数の答えがある問題(全て選択問題) |
試験時間 | 130 分間 |
受験料金 | 16,500 円(税込) |
問題数 | 65問 |
合格点数 | 1000点満点中、720点以上 |
最新の試験ガイドはこちらです→SAA試験ガイド
- セキュアなアーキテクチャの設計:30%
- 弾力性に優れたアーキテクチャの設計:26%
- 高性能アーキテクチャの設計:24%
- コストを最適化したアーキテクチャの設計:20%
AWS SAA-C03は難しい!SAAの難易度が高い3つの理由
結論を先にお伝えすると、未経験の状態でAWS SAAに合格するのは簡単ではなく難しいです。
ただ未経験の状態でも合格できる勉強方法は、後半にお伝えするのでご安心ください。
AWS SAAの難易度が高い3つの理由
- 問題文が長文
- 試験範囲が広い
- 暗記だけでは厳しい
ではSAAが難しいと感じる理由について、一つずつ解説していきます。
①:問題文が長文
下記はAWS公式のSAA試験問題のサンプルです。
中々問題文が長文ですよね?
ある企業は、データ処理ワークロードを実行するために、Amazon EC2 リザーブドインスタンスを使用しています。
毎夜のジョブは通常、実行に 7 時間かかり、10 時間以内に終了する必要があります。
同社は、毎月末に需要が一時的に増加するため、現在のリソースの容量では、ジョブが制限時間以内に終わらないと予想しています。
いったん開始された処理ジョブは完了するまで中断できません。
同社は、できる限りコスト効率よくリソース容量を提供できるソリューションを実装したいと考えています。
これを達成するために、ソリューションアーキテクトは何をすべきでしょうか。
AWS SAA-C03の試験問題サンプル
もちろん全問長文とは限りませんが、問題文を読み込む・理解するのに時間がかかります。
AWS SAA-C03のサンプル問題は難しい問題を集めた印象です。
問題の雰囲気を掴むためにも、一度サンプル問題に目を通してくのが良いかと。
②:試験範囲が広い
AWS SAAは試験範囲が広いです。
出題されるAWSサービスの数は、SAAの試験ガイドを見ると128サービスあります。
カテゴリー | サービス数 |
---|---|
分析 | 11 |
アプリケーション統合 | 7 |
AWS コスト管理 | 4 |
コンピューティング | 8 |
コンテナ | 6 |
データベース | 11 |
フロントエンドのウェブとモバイル | 4 |
機械学習 | 11 |
マネジメントとガバナンス | 19 |
メディアサービス | 2 |
移行と転送 | 8 |
ネットワークとコンテンツ配信 | 9 |
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス | 18 |
サーバーレス | 3 |
ストレージ | 7 |
上記でわかるように、サービス数が膨大ですね。
もちろん全てのサービスが出題されるわけではありません。
ただ学ぶ範囲が広いということは、それだけSAAの試験勉強に時間をかける必要がありますね。
③:暗記だけでは難しい
下記もAWS SAAの試験問題サンプルを抜粋したものです。
ある企業には、パブリックサブネットとプライベートサブネットで実行される 2 層アプリケーションアーキテクチャがあります。
ウェブアプリケーションを実行している Amazon EC2 インスタンスはパブリックサブネッ
トにあり、データベースの EC2 インスタンスはプライベートサブネットで実行されています。ウェブアプリケーションインスタンスとデータベースは単一のアベイラビリティーゾーン (AZ) で実行されています。
このアーキテクチャで高可用性を実現するために、ソリューションアーキテクトが取るべきステップの組み合わせはどれですか。 (2 つ選択)
AWS SAA-C03の試験問題サンプル
AWS SAAの試験問題サンプルがそのまま出題されることはありませんが、問題文を見てわかるように暗記だけで合格できる内容ではありません。
AWSを活用する上での基礎知識が必要不可欠です。
AWS SAAの試験内容や、難易度の肌感は下記に近いですね。
AWS SAAに合格するには、手を動かして実際にAWSサービスを活用しながら学んでいくのがオススメですよ。
AWS SAA合格に必要な勉強時間は?
合格に必要な勉強時間には、もちろん個人差があります。
上記の前提で目安をお伝えするなら、未経験の場合は150時間前後は必要かと。
AWS SAA合格まで何ヶ月かかる?(150時間の場合)
- 毎日3時間勉強して約50日(2ヶ月以下)
- 毎日2時間勉強して約66日(2ヶ月と1週間)
経験者であれば、半分の75時間ぐらいが目安にするので良いと思います。
AWS SAA合格まで何ヶ月かかる?(75時間の場合)
- 毎日3時間勉強して約25日(1ヶ月以下)
- 毎日2時間勉強して約38日(1ヶ月と1週間)
AWS SAAの合格率は低い?合格率を上げる勉強方法を解説!
AWS SAAの合格率は公表されていません。
Twitterを見た憶測でしかありませんが、AWS SAAの合格率は約50%ぐらいなんじゃないかと。
では今からAWS SAAに最短で合格でき、合格率を上げる勉強方法を解説していきます。
最短コース
効率よく合格したいなら、UdemyでAWSやインフラの基礎をインプットしてから、CloudTechのAWS Web問題集に取り組むことです。
Udemyはセール時で1,000円代で購入できます。
CloudTechの資格会員は、下記のクーポン利用で4,680円です。
CloudCP-2307
6,000円以下で、SAAに合格できるぐらいの知識が身につきますよ!
上記の教材や問題集の詳細は「 【無料あり】AWS SAA Web問題集おすすめ3選!他資格もOK 」の記事をご覧ください。
できるだけ費用を抑えたい場合の教材も紹介しています。
勉強方法についてざっくり解説しましたが、詳細は「 AWS SAAに初心者が12日で合格!勉強方法を解説【C03対応】 」の記事を確認すると勉強時間がかなり減らせるかと!
AWS SAAの試験勉強は、大変だと思いますが応援しています!
ではこれで解説を終わります。
Twitterにて日々の進捗やブログの更新などツイートしているので、気軽に絡んでください^^
ではまた!