こんにちはインフラエンジニアのしょうです!(元プログラマー )
この記事では
- フリーランスになる目安について知りたい
- フリーランスエンジニアのメリットとデメリットについて知りたい
- インフラエンジニアがフリーランスエンジニアになる方法を知りたい
- インフラエンジニアが2年未満で月70万円(税抜)を達成した過程が知りたい
上記について、現役フリーランスエンジニアの僕が解決していきます。
僕は2022年7月から月70万円(税抜)で、インフラエンジニアのフリーランスエンジニアとして働き
そして2023年4月に案件を変えて月85万円(税抜)へ。
実際どの程度の経験でフリーランスになれるのか?単価を上げるにはどうすれば良いのか?フリーランスになるまでの過程をお伝えします。
プログラマーの方にも参考になる内容です。
ではまず僕がフリーランスエンジニアになるまでの過程からお伝えしていきます!
インフラエンジニアがフリーランスエンジニアになるまでの過程について
僕の場合インフラ未経験の状態から派遣で働くことを決めて、派遣エンジニアで1年8ヶ月働いてから、フリーランスエンジニアにシフトしました。
派遣エンジニアについては「 派遣エンジニアとは?年収やメリットを現役SEが解説! 」の記事をご覧ください。
体験してわかりましたが未経験から派遣エンジニアを選択し、2年〜3年ほど経験を積んでフリーランスエンジニアにシフトするのは選択肢として全然ありです。
上記の記事では派遣の概要や、派遣エンジニア時代の月給や派遣での転職方法など一通り書いているので参考になるかと。
派遣エンジニアとして仕事を選び実務経験を積んだからこそ、フリーランスで月70万円(税抜)の契約がもらえました。
初期のキャリアで派遣を選んで本当に良かったと感じています。
フリーランスエンジニアとして働くことを考えているなら、派遣であれ正社員であれ、どんな実務経験を積んでいくかが重要です。
実務経験の年数や、経験内容が単価UPや仕事を選べる幅が広がることに繋がりますよ。
インフラエンジニアのフリーランスでも在宅勤務ができます
インフラエンジニアはフリーランスでも在宅勤務ができますよ。
僕自身、基本フルリモートで働いていますね。
ただインフラエンジニアがフルリモートで働きたいなら、AWSなどのクラウドの現場で働く必要があります。
AWS案件などのクラウド周りは単価が高く、リモートなど柔軟に働くことができますよ。
AWSエンジニアについては「 AWSエンジニアとは?リアルな年収や仕事内容・将来性を現役が解説 」の記事をご覧ください。
インフラエンジニアがフリーランスになるには何年の実務経験が必要?
まずインフラエンジニアがフリーランスになるのに必要な年数は基本的に、最低1年以上の実務経験が必要となります。
なぜ1年なのかというと、フリーランスエージェントが紹介している案件が最低でも実務経験1年以上必要だからです。(1年でも少ないぐらい)
エージェントの方とも話しましたが、実務経験が2年以上あれば仕事は見つかりやすくなり、3年以上あれば仕事をかなり紹介しやすくなるとのことでした。
フリーランスインフラエンジニアのメリット3選について
フリーランスエンジニアのメリット3選
- 年収が上がる
- 仕事が選べる
- 単価が短いスパンで上げることも可能
フリーランスエンジニアのメリットについて解説していきます。
①:年収が上がる
フリーランスエンジニアになる1番のメリットは年収が上がることです。
僕の場合は月40万円から月70万円(税抜)にUPし大幅に上がりました。
そして次の案件では85万円(税抜)、経験を積むほどやはり年収は上がりやすいです。
②:仕事が選べる
好きな仕事を自由に選べるのもフリーランスエンジニアの大きなメリットかと。
経験を積むことでさらに年収も上がるので、仕事を選べるというのはかなり大事です。
③:単価が短いスパンで上げることも可能
正社員の場合は基本的に年に1回昇給する流れで、上がったとしても大きく年収が上がることはあまりないと思います。
もちろん転職して年収を上げていくことも可能ですが、毎年転職したりは中々しないと思います。
ただフリーランスであれば1年後に単価交渉や案件を変えることで100万以上、年収を上げることも可能です。
僕は1つ目のフリーランス案件は70万円(税抜)でスタートでしたが、今関わっている2つ目のフリーランス案件は85万円(税抜)で単価がかなり上がりました。
フリーランスインフラエンジニアのデメリット5選について
フリーランスエンジニアのデメリット5選
- 契約が切られる可能性がある
- 税金周りの対応がめんどくさい
- クレジットカードやローンなどの審査が不利になる
- 老後について正社員より考える必要がある
- 社内の繋がりや同期などができない
では次にフリーランスエンジニアのデメリットについて解説していきます。
①:契約が切られる可能性がある
フリーランスなので契約が切られる可能性がありますね。
ただエンジニアは需要があるので、仮に契約が切られたとしても経験を積んでいれば次の仕事は見つかるかと。
②:税金周りの対応がめんどくさい
正社員や派遣時代は税金周りのことはなにも気にしなくてよかったですが、フリーランスの場合は税金について勉強する必要があります。
自分で確定申告するのがめんどくさい方は、お金はかかりますが税理士に任せることもできますよ。
そして税金の勉強は必須です。
YouTubeに税金周りの有益な情報がたくさんあるので、見ておくことをオススメします。
人によって変わりますが、正社員と比べて個人事業主または法人の場合、手取りがどのぐらい変わるのかは確認した方が良いかと。
③:クレジットカードやローンなどの審査が不利になる
正社員の方がローン組みやすい、賃貸の審査が通りやすいなど、フリーランスはこの辺り不利ですね。
④:老後について正社員より考える必要がある
個人事業主の場合は厚生年金ではないのと、退職金がないので老後について正社員より考える必要があります。
そして正社員の場合は厚生年金で会社が半分負担してくれていますよね。
仮にフリーランスエンジニアとして働く際に個人事業主ではなく、法人を設立した場合は厚生年金になりますが結局は会社分も自分で払っているのと同じことです。
ただ小規模企業共済やiDecoなど自分で老後資金を用意する仕組みはあるので、この辺りもYouTubeや書籍で学んでおくのがオススメですよ。
⑤:社内の繋がりや同期などができない(できづらい)
フリーランスの場合は同期などもいないので、人間関係が希薄化しやすいですね。
社内との繋がりが大事な方にとっては、寂しいと感じるかもです。(もちろんプライベートで食事に行ったり飲み会に参加したり周りと仲良くなることは普通にできます。)
インフラエンジニアがフリーランスになるには?
インフラエンジニアがフリーランスになるには、基本的にフリーランスエージェントを利用するのが一般的です。
フリーランスインフラエンジニアになる手順は下記となります。
まずはともあれ、未経験の場合は実務経験を積む必要があります。
インフラエンジニアの転職は「 未経験からインフラエンジニアになるには?現役SEが徹底解説 」の記事をご覧ください。
早くフリーランスエンジニアになりたい場合は、1年の実務経験を積んだあとに1度フリーランスエージェントに複数登録して案件を探すのはありです。
個人的に2年以上あると仕事が見つかりやすいと思っています。
実務経験を2年積んだあとに、フリーランスエージェントを複数活用すれば仕事は見つかります。
もちろん3年や4年などさらに実務経験を積んでいくほど選択肢は広がっていきますよ。
上記の手順を踏めば、フリーランスエンジニアとして働くことができます。
おすすめのフリーランスエージェントは下記です。
おすすめのフリーランスエージェント
では各エージェントについて解説していきます。
①:リツアン・フリーランス
リツアン・フリーランスとはリツアンSTCが運営するフリーランスエージェントのことです。
リツアン・フリーランスの特徴
- 将来的に常駐先との直接契約も可能
- マージンは月65,000円(外税)で固定
- リツアンSTCが運営するフリーランスエージェント
リツアン・フリーランスは今回紹介するエージェントで唯一、将来直接取引も可能になるエージェントです。
マージンは固定で単価が高いほどマージン率は低くなります。
そして直接取引ができればマージンはゼロになりますよ。
詳細は「 リツアン・フリーランスの評判は?エージェントの特徴を徹底解説 」の記事をご覧ください。
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②:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは業界最大級のフリーランス案件を保有しています。
案件が豊富なため、仕事が見つかりやすいかと。
おすすめポイント
- 業界最大級のフリーランス案件を保有
- 高単価案件を取り揃えている。
- 業界大手で15年以上の歴史がある
平均年収862万円とのこと。
実務経験を積んでいる方は、年収が大きく上る可能性がありますね。
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③:Midworks
Midworksはフリーランスエンジニアで仕事が途切れても60%の給料保証制度があり安心して働くことができます。(審査あり)
フリーランスですが様々な保証がMidworksにはありますよ。
おすすめポイント
- 仕事が途切れても60%の給料保証制度がある
- 通勤交通費支給(上限3万円)
- スキルアップのための書籍・イベント費用負担 (上限1万円)
- 福利厚生サービスリロクラブ&クラウド会計ソフトfreee 利用無料
フリーランスエンジニアとして初めて働く方で、不安がある方は利用しましょう。
経験を積んでいけば、不安も少なくなっていくかと。
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④:PE-BANK
PE-BANKはエンジニアに対して、契約内容や手数料をオープンにしているため、契約に納得して仕事ができますよ。
手数料が業界の中でも安いので、その分エンジニアの単価に反映されます。
報酬受取回数 | エンジニア分配率 | PE-BANK分配率 |
1回-12回 | 85% | 15% |
13回-24回 | 86% | 14% |
25回-36回 | 87% | 13% |
37回-48回 | 88% | 12% |
49回-60回 | 89% | 11% |
61回-72回 | 90% | 10% |
73回-84回 | 91% | 9% |
85回以降 | 92% | 8% |
おすすめポイント
- 業界の中でも手数料が低い
- 継続するほど手数料が安くなる
- 契約内容がわかり、手数料をオープンにしている
- 上記の理由でフリーランスエンジニアの単価が高くなる
長期的に働くほど経験が積めるので元々の単価も上がり、さらに手数料が安くなるので、フリーランスエンジニアにとって嬉しいことですね。
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フリーランスのエージェントの解説はこれで終わりです。
フリーランスエンジニアで単価を上げていく3つのポイント
では次に単価を上げるコツを解説していきます。
単価を上げる3つのポイント
- 単価に見合う実務経験を積む
- フリーランスエージェントに複数登録する。
- エージェントとの関わり方は大切なビジネスパートナとして接する
上記を実践するのと、しないのでは年収が100万円〜200万円以上は変わるかと。
①:単価に見合う実務経験を積む
僕はインフラ未経験のときから、将来どんな仕事内容(案件)で働いていきたいかある程度決め、単価が将来いくらになるのかを予想していました。
あとは将来関わりたい仕事内容に必要な実務経験を積んでいけば、目標に近づいていきます。
これは誰にでもできることです。つまりゴールから逆算して行動するということですね。
例えば将来フリーランスエンジニアとして働き単価70万円(税抜)で働きたいのであれば、単価70万円(税抜77万円)の案件の仕事内容を確認し、その仕事内容の実務経験を積んでいけば達成できるかと。
僕の場合、必要な実務経験を自分で仕事を選びなが経験を積んでいきたかったので派遣エンジニアとして働きました。
実際自分が想像していたよりも良い結果が出ましたね。
なので未経験の方や経験が浅い方は、どんな実務経験を積んでいきたいかしっかりと決めておくと効率よく結果に結びつきますよ。
②:フリーランスエージェントに複数登録する
派遣のときもそうでしたが、フリーランスエージェントも複数登録しておいたほうが絶対に良いです。
複数登録しておくことで、各エージェントが良い案件を紹介してくれるように良い競争が生まれるからですね。
例えば僕自身、複数オファーを頂きましたが、より良い案件を各エージェントが紹介してくれました。
③:エージェントとの関わり方は大切なビジネスパートナとして接する
フリーランスエージェントの方と接する際は大切なビジネスパートナーとして接していました。
例えば連絡が来たら当日中に返信することや、必要な提出書類があれば当日に出すなど。(どれも簡単にできること)
2,3日たっても連絡してこない人と、当日直ぐに連絡を返してくれる人だと、どちらに仕事を紹介したくなりますか?答えは決まっていますよね。
エージェントは無料で利用できるので、接し方が雑になったり放置したりする人が一定数いるのは間違いないです。
派遣エンジニア時代もそうでしたが、エージェントや営業の方との接し方で自分の収入は大きく変わりますよ。
仕事を紹介してくれるのは「人」ですからね。
難しいことはなにもないので、相手の立場に立って自分がされて助かることを実践していくのがおすすめです。
【まとめ】
おすすめのフリーランスエージェント
フリーランスエンジニアとして働くことで、自分が納得できるぐらいにはいただけています。
たとえフリーランスエンジニアでなくても、頑張ったこと、経験してきたことが単価(給料など)に反映されやすいのもエンジニアの魅力の1つですね!
ではこれで解説は終わりです。
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ではまた!